「ピアス、開けてみたいけど、痛いかな?失敗したらどうしよう…」
初めての一歩、不安でいっぱいですよね。ご安心ください。この記事では、あなたのその不安を「安心」に変えるお手伝いをします。
結論から言うと、初めてのピアスは医療機関で、耳たぶ(イヤーロブ)に開けるのが最も安全で後悔のない選択です。
この記事を読めば、なぜイヤーロブへのピアッシングがベストなのか、そして具体的にどうすればいいのかが全て分かり、自信を持ってピアスデビューできますよ。
なぜ? みんなが最初に「ピアスが怖い」と感じる3つの理由
「ピアスを開けたいけど、ちょっと怖いな」――その気持ち、すごくよく分かります。クリニックには、毎年たくさんの学生さんが、あなたと同じように期待と不安を胸に来院されます。
「本当に痛くないですか?」
これは、私がカウンセリングで毎日必ずと言っていいほど受ける質問です。この質問の裏には、漠然とした恐怖があるのだと思います。多くの人が感じる不安は、大きく分けて次の3つに整理できます。
- 痛みが未知数で怖い
注射のようなチクッとした痛みなのか、それとももっと長く続く痛みなのか、経験したことがないからこそ恐怖が大きくなります。「痛みに耐えられなかったらどうしよう」と感じるのは、ごく自然なことです。 - 失敗して変に見えたら嫌だという不安
一度開けたら簡単には元に戻せないからこそ、「左右で位置がずれたら?」「自分に似合わなかったら?」という心配が生まれます。特に、学校やアルバイト先で変に目立たないか、という点も気になりますよね。 - 健康への影響が心配
「膿んだり、かぶれたりしないかな」「金属アレルギーって聞くけど、自分は大丈夫かな」といった、体への影響を心配する声も非常に多いです。体に穴を開けるわけですから、健康リスクを心配するのは当然のことです。
これらの不安は、決してあなただけが感じているものではありません。そして、これらの不安はすべて、正しい知識を持つことで解消できます。
【結論】初めてのピアス、医学的な正解は「クリニックで耳たぶ」一択です
いろいろな情報があって混乱してしまうかもしれませんが、医学的な安全性と後悔しない選択という観点から見ると、答えは非常にシンプルです。初めてのピアスは、「医療機関(クリニック)」で「耳たぶ(イヤーロブ)」に開ける。これが絶対的におすすめの選択肢です。
その理由は、医療機関での施術がピアッシングの安全性を最大化するからです。ピアッシングは、おしゃれであると同時に、体に傷をつける「医療行為」に分類されます。そのため、衛生管理が徹底され、万が一のトラブルにも即座に対応できる医師のもとで行うことが何よりも重要になります。
そして、数ある部位の中でもイヤーロブはファーストピアスに最も推奨される部位です。イヤーロブは他の部位、特に軟骨に比べて皮膚が柔らかく、血流も豊富なため痛みが少なく、ピアスホールが完成するまでの治癒期間が短いという大きなメリットがあります。
【結論】: 「自分で開ける」「友達に開けてもらう」という選択肢は、絶対に選ばないでください。
なぜなら、クリニックにはセルフピアッシングが原因で重い感染症やケロイド(傷が赤く盛り上がること)を起こしてしまった患者さんが後を絶たないからです。取り返しのつかない事態を避けるためにも、最初のピアッシングは必ず専門家である医師に任せてください。

失敗しない!クリニックでのピアスデビュー、当日の流れと準備
「クリニックが良いのは分かったけど、実際に行ったら何をするの?」と不安に思うかもしれませんね。ここでは、クリニックでのピアス施術がどのような流れで進むのかを、客観的な視点でレポートします。
一般的なクリニックでの流れは、大きく分けて4つのステップです。
- カウンセリング・位置決め
まず、医師によるカウンセリングから始まります。アレルギーの有無などを確認し、ピアッシングのリスクについて説明を受けます。その後、鏡を見ながら耳にペンで印をつけ、ピアスを開ける位置を相談しながら正確に決めていきます。納得がいくまで相談できるので、安心してください。 - 麻酔(希望者のみ)
痛みが心配な場合は、局所麻酔を使用することができます。注射、または塗るタイプの麻酔クリームが一般的です。麻酔を使えば、施術中の痛みはほとんど感じません。 - 施術
位置が決まり、消毒をしたら、いよいよピアッシングです。医療機関では、体に負担の少ない医療用ニードルという専用の器具を使い、医師が正確かつ迅速に穴を開けます。施術自体は一瞬で終わります。 - アフターケアの説明
施術後は、ピアスホールが完成するまでのケア方法について、医師や看護師から詳しい説明を受けます。飲み薬や塗り薬が処方されることもあります。
【結論】: 消毒液で毎日消毒するのは、実は逆効果になることがあります。
なぜなら、消毒液は傷を治そうとしている細胞まで傷つけてしまい、かえってホールの完成を遅らせたり、かぶれの原因になったりすることがあるからです。医師から特別な指示がない限り、アフターケアの基本は入浴時の洗浄で十分です。この点は多くの人が誤解しているポイントなので、ぜひ覚えておいてください。
| 特徴 | イヤーロブ(耳たぶ) | 軟骨(ヘリックスなど) |
|---|---|---|
| 痛みレベル | ★★☆☆☆ (輪ゴムで弾かれる程度) | ★★★★☆ (強い痛みを感じることが多い) |
| 治癒期間 | 約1.5ヶ月〜3ヶ月 | 約3ヶ月〜1年 |
| 料金相場 | 5,000円〜10,000円 | 8,000円〜15,000円 |
| 初心者へのおすすめ度 | ◎(最適) | △(上級者向け) |
初めてのピアス【Q&A】医師がよくある質問に答えます
最後に、カウンセリングで特によく聞かれる質問について、Q&A形式でお答えします。
Q1. 金属アレルギーが心配です。どんなピアスを選べばいいですか?
A1. その心配はとても重要です。ファーストピアスには、アレルギー反応が極めて起こりにくい「医療用チタン」や「サージカルステンレス」製のピアスを選ぶことを強くおすすめします。多くのクリニックでは、これらの素材のピアスを用意しています。
Q2. 学校やバイトで目立たせたくないのですが…
A2. 透明な樹脂製の「透明ピアス」や、肌色に近い「シリコンピアス」をファーストピアスとして選べるクリニックもあります。ただし、衛生面から推奨していない場合もあるため、カウンセリングの際に相談してみてください。
Q3. 費用はどのくらいかかりますか?
A3. ピアスの穴あけは自由診療のため、クリニックによって料金は異なります。耳たぶの場合、ファーストピアス代込みで5,000円〜10,000円程度が一般的です。事前にクリニックのウェブサイトで確認しておくと安心です。
Q4. 開けた後、いつから好きなピアスに変えられますか?
A4. ピアスホールが完全に安定するまで、ファーストピアスは外さないのが原則です。イヤーロブの場合、最低でも1.5ヶ月は我慢しましょう。自己判断で早く外しすぎると、ホールが塞がったり、トラブルの原因になったりします。
まとめ:正しい知識で、ピアスデビューを最高の体験に
この記事では、初めてのピアスに関する不安を解消し、安全に楽しむための医学的な知識を解説してきました。
- ピアスの不安は、正しい知識で「安心」に変えられる。
- 医学的な正解は、衛生管理とサポートが万全な「医療機関」で開けること。
- 最初の位置は、痛みが少なく治癒が早い「イヤーロブ(耳たぶ)」が最適。
- 本当の勝負は開けた後の「アフターケア」。医師の指示をしっかり守ることが大切。
正しい知識は、あなたの不安を乗り越える一番の力になります。さあ、自信を持って、新しい自分へ一歩踏み出しましょう。あなたのピアスデビューが、素晴らしい体験になることを心から応援しています。