「ホルモンを頼みたいのに、マルチョウとシマチョウの違いが分からなくて毎回迷う」という悩みは、焼肉あるあるです。
マルチョウとシマチョウの違いはシンプルで、マルチョウは牛の小腸、シマチョウは牛の大腸です。
この記事では、小腸/大腸 → 脂/食感 → 焼肉/もつ鍋の向き不向きの順に整理して、ホルモン初心者でも「自分に合う選び方」ができる状態までナビゲートします。
[著者情報]
佐伯 恒一(さいき こういち)
元・精肉店勤務/焼肉店ホルモン仕込み担当(10年)
専門:内臓肉の下処理、焼肉の火入れ、臭み対策
スタンス:ホルモン初心者が怖いポイント(臭み・固さ・脂)から先に潰して、後悔をゼロにする
まず結論|マルチョウは小腸、シマチョウは大腸
【結論】マルチョウは牛の小腸で、シマチョウは牛の大腸です。
焼肉メニューで迷いが消えない理由は、「名前が似ているのに、部位が別」で、さらに「脂と食感が別物」だからです。
ホルモン選びを簡単にするコツは、**“腸のどこか”ではなく、“小腸か大腸か”**で判断することです。
- マルチョウ(丸腸)=小腸
- シマチョウ(縞腸)=大腸
H2-2:脂と食感がここまで違う|「脂が多い小腸」vs「弾力がある大腸」
【結論】マルチョウは脂の甘みを楽しむホルモン、シマチョウは噛みごたえを楽しむホルモンです。
マルチョウ(小腸)の特徴:脂の甘みが主役
マルチョウは脂が多い特徴があり、噛んだ瞬間に“ジュワッ”と脂が広がりやすい部位です。
マルチョウの満足ポイントは「脂の幸福感」なので、焼肉なら“タレ”とも相性が良いタイプです。
シマチョウ(大腸)の特徴:厚みと弾力が主役
シマチョウは牛の大腸で、縞模様が特徴と説明されます。
シマチョウはマルチョウより脂が控えめ寄りで、弾力のある噛みごたえが出やすい、とされます。

【結論】: 家焼肉で迷ったら「脂が好きならマルチョウ」「噛みごたえが好きならシマチョウ」の軸で注文すると失敗しにくいです。
なぜなら、マルチョウは脂が多く、焼き方を間違えると“焦げとくどさ”に寄りやすい一方で、正しく焼けると満足感が強いからです。シマチョウは弾力が出やすく、焼きの見極めを覚えると「ホルモンを食べてる感」が安定します。この知見が、家焼肉の成功の助けになれば幸いです。
失敗しない食べ方|焼肉・もつ鍋・炒め物でのおすすめ
【結論】焼肉は“脂の扱い”でマルチョウが化け、もつ鍋は“食感とあっさり感”でシマチョウがハマりやすいです。
焼肉でのおすすめ
- マルチョウ(小腸):脂が多いので、焼肉で“香ばしさ+甘い脂”が作りやすい
- シマチョウ(大腸):弾力が残るので、「噛みごたえを楽しむ焼肉」に向く
もつ鍋でのおすすめ
シマチョウはもつ鍋によく使われる、という説明があります。
もつ鍋は“脂のインパクト”よりも“食感の持ち”が満足度に直結しやすいので、シマチョウの弾力は相性が良いです。
| 項目 | マルチョウ(丸腸) | シマチョウ(縞腸) |
|---|---|---|
| 部位 | 牛の小腸 | 牛の大腸 |
| 見た目の特徴 | 丸くて脂が目立ちやすい(傾向) | 縞模様が特徴 |
| 脂の印象 | 脂が多い | 脂は控えめ寄り |
| 食感 | プリッと、ジューシー | 厚み・弾力、噛みごたえ |
| 向く用途 | 焼肉で脂の甘みを楽しみたい人 | もつ鍋/噛みごたえ派 |
| 初心者がつまずく点 | 脂が多く、焦げやくどさにつながりやすい | 弾力が残り、焼きが浅いと噛み切りづらい |
| 失敗回避のコツ | 強火で攻めすぎず、脂を落としながら香ばしく(意識) | 焼きの見極めを丁寧に、厚みがある前提で火入れ |
FAQ
Q1. ホルモン初心者はマルチョウとシマチョウのどっちが食べやすい?
脂が得意ならマルチョウ、脂が苦手ならシマチョウが無難です。
マルチョウは脂が多い特徴があるため、脂の重さが苦手だと“くどさ”に感じやすいです。
Q2. シマチョウが「縞」なのはなぜ?
シマチョウは表面が縞模様に見えることから、その名称で呼ばれる説明があります。
Q3. マルチョウとシマチョウは希少性が違う?
シマチョウはマルチョウより取れる量が少なめ、という説明があります(量は個体差があるため目安)。
Q4. 家で臭みを出さないコツは?
内臓肉は鮮度・下処理・加熱が重要です。家庭では「購入時点での鮮度」と「火入れの迷いを減らす」が最重要です。
(安全面の一般論として、十分な加熱を前提にしてください。)
まとめ
- マルチョウは牛の小腸で脂が多い
- シマチョウは牛の大腸で縞模様が特徴、弾力が出やすい
- 焼肉は「脂の甘み=マルチョウ」、鍋は「食感とあっさり感=シマチョウ」で選ぶと失敗しにくい
次の焼肉は、マルチョウとシマチョウを“1皿ずつ”頼んで食べ比べしてみてください。
「脂の幸福感」と「噛みごたえ」の違いが体感できると、ホルモン選びが一気に楽になります。