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φの読み方はファイ?パイ?新人技術者が現場で恥をかかないための正解

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よぉ、新人。図面の『φ』の読み方で迷ってるんだってな。無理もない、俺も最初は『ファイ』だの『パイ』だの、ワケがわからなかった口だ。

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「先輩から『10パイの丸棒持ってこい』と言われたけど、図面には『φ10』…。これ、なんて読むのが正解なんだ?」そんな風に、現場で一人、固まっていないか?

結論から言う。現場では『パイ』と呼べ。 学校で習った「ファイ」も間違いではないが、現場で使えば「わかってないな」と思われるのがオチだ。

この記事では、元職人の俺が、なぜ読み方が違うのかという理由から、現場での正しい使い分けまで、お前が明日から自信を持って仕事に臨めるように、全部叩き込んでやる。

読み終えれば、「φ」のことでビクビクすることはもうなくなる。

まずは結論:「φ」は直径のこと。読み方は3つある

ゴチャゴチャ言う前に、まずはお前が一番知りたい結論からだ。図面に出てくる「φ」という記号が示す、最も根本的な意味は「直径」である。 これさえ押さえておけば、致命的なミスはしない。

その上で、ややこしいことに、この「φ」には主に3つの読み方が存在する。

  • ① ファイ
  • ② パイ
  • ③ まる

「なんで3つもあるんだよ!」って混乱するよな。だが安心しろ。お前が現場で使うべき言葉は、この中のたった一つだ。なぜ複数の読み方が存在するのか、その理由を次に説明してやる。

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なぜ読み方が違う?JIS規格(建前)と現場の常識(本音)

この問題の核心は、「公式ルール」と「現場の慣習」が違うところにある。

まず、日本の公式ルールであるJIS(日本産業規格)が、「φ」の読み方を「ファイ」または「まる」と定めている。 この「φ」という記号は、ギリシャ文字の「Φ(ファイ)」から来ていて、これが「ファイ」という読み方の正式な根拠だ。つまり、お前が学校で習ったことは、教科書的には100%正しい。

しかし、だ。実際の製造や建設の現場では、「φ」は圧倒的に「パイ」と呼ばれる。 これがいわば現場の常識、本音の部分だ。なぜ「パイ」と呼ばれるようになったかには、「ファイだと聞き取りにくいから」「パイプのパイから来た」なんて色々な説があるが、とにかく現場では「パイ」が共通言語になっている。

つまり、公式(JIS)と通称(現場)の関係性として、「ファイ」は建前、「パイ」が本音だと覚えておけばいい。

場面使うべき読み方理由
現場での口頭コミュニケーションパイ現場での共通言語であり、最もスムーズに意思疎通できるため。「10パイのやつ」と言えば誰にでも通じる。
公式な書類作成時(JIS準拠)ファイJIS規格で定められた正式な呼び方であるため。図面の注記や仕様書など、公式な文書ではこちらが望ましい。
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【重要】明日からお前が現場でやるべき、たった1つのこと

理屈はわかったな。じゃあ、一番大事な「明日からお前がどうすべきか」を教える。

俺も新人時代にやっちまったんだが、学校で習った知識を振りかざして、先輩に「それ、パイじゃなくてファイですよね?」なんて言って、現場の空気を凍らせたことがある。あれは本当に無駄なプライドだった。

【結論】: 現場の言葉を素直に受け入れろ。知識をひけらかすな。

なぜなら、仕事というのは結局、人間関係で成り立っているからだ。正しい知識も大事だが、それ以上に周りとスムーズに連携できることの方が100倍重要だ。現場の「パイ」という言葉には、これまで働いてきた人たちの歴史が詰まっている。その文化を尊重することが、お前が信頼される技術者になるための第一歩だ。

結論はたった一つだ。郷に入っては郷に従え。現場では「パイ」を使え。以上だ。

先輩から「10パイの材料持ってきて」と言われたら、「はい、10パイですね」と自信を持って返せ。それだけでいい。それだけで、お前は「わかっている新人」になれる。

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「φ」に関するその他のQ&A

最後に、お前が他に疑問に思うであろう点をまとめておく。

Q. パソコンでの入力方法は?
A. 「ふぁい」と入力して変換すれば「φ」が出てくる。これが一番簡単だ。

Q. 外径と内径、どっちを指すの?
A. 基本的には「外径」を指すことが多い。もし内径を示す場合は、「内径φ」と明記されたり、図面の断面図で指示されたりするのが一般的だ。迷ったら必ず確認しろ。

Q. 鉄筋の「D10」とは違うの?
A. 全くの別物だ。「D10」は異形鉄筋の呼び名で、直径が約10mmであることを示す記号だ。丸棒の「φ10」とは区別して覚えろ。


まとめ:自信を持って明日を迎えろ

もう一度、頭に叩き込め。

  • 「φ」は直径のこと。
  • JIS規格では「ファイ」だが、現場では「パイ」と呼ぶ。
  • お前が明日から使うべき言葉は「パイ」だ。

たかが記号一つのことだが、これを知っているだけで、お前を見る周りの目は確実に変わる。小さな自信が、いずれ大きな仕事につながるんだ。自信を持って、明日の仕事に臨んでくれ。

もし現場でまた分からないことがあったら、一人で抱え込むな。まずは自分で調べて、それでもダメなら勇気を出して先輩に聞け。それこそが、一人前の技術者になるための一番の近道だ。


[参考文献リスト]

  • JIS Z 8317(製図-寸法及び公差の記入方法)