北海道の居酒屋やスーパーで「ザンギ」を見かけたとき、頭の中でこうなりませんか。
「……唐揚げと何が違うの?同じって言ったら恥ずかしい?」
結論から言うと、**ザンギは“北海道で定着した唐揚げの呼び名(+濃いめの下味文化)”**と捉えるのがいちばんスッキリします。呼び方・味付け・ルーツに“らしさ”はあるけれど、実際の現場では唐揚げと境界があいまいなことも多い、という立ち位置です。
まず結論:いちばん大きい違いは「地域名」と「下味の濃さ」
ザンギと唐揚げは、どちらも「衣をつけて揚げる」点では同系統です。違いを一言でまとめるなら、次の2つです。
- ザンギ=北海道で定着した呼び名(発祥は釧路とされる話が多い)
- ザンギ=“下味をしっかり”が前提になりやすい(しょうゆ+にんにく+しょうが等で味を濃くする説明が多い)
ただし近年は「同じものとしてみなす」方向の説明もあり、厳密な線引きより“地域差の呼び方”と理解するのが現実的です。
| 比較ポイント | ザンギ | 唐揚げ |
|---|---|---|
| 呼び名の立ち位置 | 北海道で定着した呼称(郷土料理として紹介される) | 全国的に通じる一般名称 |
| 味付けの傾向 | しょうゆ・にんにく・しょうが等で濃いめの下味の説明が多い | 下味ありも多いが、説明上は幅が広い |
| 衣・食感の語られ方 | 卵入り衣など“店・家庭の型”が語られることがある | 薄く粉をまぶす型など、こちらも幅広い |
| 追加で出やすい要素 | ザンタレ(甘辛だれ等を絡める派生) | ソースやマヨなどは好みで添えるイメージ |
| 現場の結論 | 「北海道の唐揚げ」と捉えると迷いにくい | 「唐揚げ」と言っても通じる(ただし店の呼称に合わせるとスマート) |

「同じ?」と聞かれたら、こう答えるのが安全
外で会話するときは、細かい定義バトルに入らないのがいちばん平和です。おすすめはこの言い方です。
「ザンギって、北海道の唐揚げの呼び名だよ。店によっては下味が濃いめだったり、タレを絡めたりもするみたい」
この言い方なら、郷土料理としての立ち位置も、現場のあいまいさも両方拾えます。
【結論】: お店で迷ったら「店の表記(ザンギ/唐揚げ)に合わせて注文」するだけでOKです。
なぜなら、ザンギと唐揚げは作り方・味付けが店や家庭で揺れやすく、言い切るほど境界が固定されていないからです。呼び名を尊重して頼むほうが気持ちよく食事が進みますし、違いが気になるときは「味付け(下味)やタレが特徴ですか?」と聞くほうが、答えも実用的に返ってきます。
よくある疑問(FAQ)
Q1. ザンギは鶏肉だけ?
鶏肉が定番として語られますが、説明上は**タコやイカなど魚介の“ザンギ”**もある、とされています。
Q2. 「ザンタレ」って何?
ザンギに甘辛いタレを絡めるなど、タレを特徴にした食べ方(メニュー)として紹介されています。
Q3. 北海道で「唐揚げ」って言っても通じる?
通じます。ただ、店のメニューが「ザンギ」表記なら、そのまま「ザンギください」がいちばんスムーズです(会話コストが最小)。
まとめ:迷ったら「北海道の唐揚げ」と覚えればOK
ザンギと唐揚げは、料理としては近く、違いは“地域名+味付け文化”に寄るのが実態です。北海道で「ザンギ」を見たら、まずは「北海道の唐揚げ」と捉えて、味の濃さやタレの有無を楽しむのが正解です。