「アクタージュって、なぜ突然打ち切りになったの?」
「結局何巻・何話まで?続きが再開する可能性はないの?」
『アクタージュ act-age』は、物語が完結したから連載終了したわけではありません。
2020年8月に原作者・マツキタツヤ氏が逮捕され、週刊少年ジャンプ編集部が「事件の内容」と「社会的責任」を重く受け止め、連載継続はできないと判断したためです。
2020年8月11日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号を最後に連載終了。
単行本は12巻まで刊行されましたが、13巻以降は発売中止となり、既刊1〜12巻も無期限の出荷停止、電子版も無期限の配信停止となりました。
さらに2026年には、マツキタツヤ氏が「八ツ波樹」名義で別作品の原作を担当していたことを小学館が公式に公表しています。
一方、作画を担当していた宇佐崎しろ氏は、現在『週刊少年ジャンプ』で『魔男のイチ』の作画を担当しています。
この記事では、
- 『アクタージュ』が打ち切りになった本当の理由
- 打ち切りまでの経緯
- 何巻・何話まで読めるのか
- 単行本や電子版を現在購入できるのか
- 原作者マツキタツヤ氏の2026年現在
- 作画担当・宇佐崎しろ氏の現在
- 『アクタージュ』が再開・復活する可能性
について、公式発表を中心に整理します。
- 1 アクタージュが打ち切りになった理由は原作者の逮捕
- 2 アクタージュ打ち切りまでの経緯を時系列で整理
- 3 アクタージュは何巻・何話まで?最終回は存在しない
- 4 アクタージュの単行本は現在買える?
- 5 アクタージュの電子書籍は現在読める?
- 6 舞台版アクタージュも中止になった
- 7 原作者マツキタツヤは現在どうしている?2026年に別名義での活動が判明
- 8 作画担当・宇佐崎しろは現在『魔男のイチ』を連載中
- 9 アクタージュが再開・復活する可能性はある?
- 10 アクタージュは今から読んでもいい?作品との向き合い方
- 11 アクタージュ打ち切りについてよくある質問
- 12 まとめ|アクタージュは原作者の事件を受け第123話で連載終了
アクタージュが打ち切りになった理由は原作者の逮捕
『アクタージュ act-age』が打ち切りになった直接の理由は、原作者・マツキタツヤ氏の逮捕です。
2020年8月8日、マツキタツヤ氏が強制わいせつ容疑で逮捕されたことが報じられました。
同日、週刊少年ジャンプ編集部は公式サイトで、報道を重く受け止めており、事実関係を確認したうえで適切に対処すると発表しています。
そして2日後の2020年8月10日、編集部は作画担当の宇佐崎しろ氏とも話し合った結果、「連載をこのまま継続することはできない」と判断。
翌8月11日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号掲載分をもって、連載を終了すると公式発表しました。
編集部は判断理由について、事件の内容に加えて、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止めたと説明しています。
参考:週刊少年ジャンプ編集部「『アクタージュ act-age』連載終了に関するお知らせ」
つまり、『アクタージュ』は人気低迷による通常の「打ち切り」ではなく、原作者の事件を受けて連載継続が不可能と判断された作品です。
人気がなくて打ち切られたわけではない
「ジャンプ漫画の打ち切り」と聞くと、アンケート順位や売上不振を想像する人もいるかもしれません。
しかし、『アクタージュ』については事情がまったく異なります。
連載当時はコミックスの累計発行部数が300万部を突破し、2022年に向けて舞台化プロジェクトまで進行していました。
夜凪景役を決める全国オーディションも実施されており、作品展開が拡大している最中でした。
そのため、「人気がなくなったため終了した」という理解は誤りです。
アクタージュ打ち切りまでの経緯を時系列で整理
突然の連載終了だったため、当時の流れが分かりにくくなっている人もいるでしょう。
主な出来事を時系列で整理すると、次のようになります。

| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年1月 | 『週刊少年ジャンプ』で『アクタージュ act-age』連載開始 |
| 2020年6月 | 2022年上演予定の舞台化プロジェクト・夜凪景役オーディションが始動 |
| 2020年8月8日 | 原作者マツキタツヤ氏の逮捕が報じられ、ジャンプ編集部がコメントを発表 |
| 2020年8月10日 | 週刊少年ジャンプ編集部が連載終了を正式発表 |
| 2020年8月11日 | 36・37合併号掲載分をもって連載終了 |
| 2020年8月11日 | 予定されていた舞台化と夜凪景役オーディションの中止が発表 |
| 2020年8月17日 | 13巻以降の発売中止、既刊1〜12巻の無期限出荷停止、電子版の無期限配信停止が発表 |
事件発覚から連載終了まで、わずか数日でした。
通常の漫画であれば、最終回に向けて物語をまとめる期間があります。
しかし『アクタージュ』にはその時間がなく、通常の連載途中のエピソードを最後に作品そのものが止まった形になっています。
アクタージュは何巻・何話まで?最終回は存在しない

「アクタージュは結局どこまで読める?」という疑問も多いでしょう。
結論を整理すると、次のとおりです。
| 単行本 | 12巻まで刊行 |
|---|---|
| 13巻以降 | 発売中止 |
| 週刊少年ジャンプ | 第123話まで掲載 |
| 作品の状態 | 未完 |
最後に掲載されたのは、2020年8月11日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号に掲載された第123話です。
ただし、第123話は作品を締めくくるために描かれた「最終回」ではありません。
編集部による連載終了の決定が急だったため、物語は通常回のまま途切れています。
「12巻で完結した漫画」ではなく、「単行本は12巻まで刊行されたものの、物語自体は未完のまま終了した漫画」と理解するのが正確です。
13巻が発売されなかった理由
連載終了後、集英社は2020年8月17日にコミックスなどの扱いを正式発表しました。
その中で、
- 13巻以降の新刊は発売中止
- 既刊1〜12巻は無期限の出荷停止
としています。
そのため、週刊少年ジャンプに掲載された最後の部分までを単行本だけで読むことはできません。
参考:週刊少年ジャンプ編集部「コミックスほか各種企画・関連商品に関するお知らせ」
アクタージュの単行本は現在買える?
2026年現在も、集英社が発表した既刊1〜12巻の「無期限の出荷停止」という扱いが重要なポイントです。
これは「すでに世の中に存在する本が回収され、読むこと自体が禁止された」という意味ではありません。
出版社から書店へ新しく出荷されないということです。
| 種類 | 公式上の扱い |
|---|---|
| 紙版1〜12巻 | 無期限の出荷停止 |
| 13巻以降 | 発売中止 |
| 電子版 | 無期限の配信停止 |
| 購入済みの集英社直営電子版 | 本棚から閲覧可能と案内 |
| 中古本 | 二次流通で見つかる場合あり |
そのため、現在紙の単行本を探す場合は、中古書店や古本のネット通販など二次流通が中心となります。
ただし、価格や在庫は店舗によって大きく異なります。
「絶版だから新品は絶対に存在しない」と断定するより、「集英社からの新規出荷は停止している」と表現する方が正確です。
アクタージュの電子書籍は現在読める?
電子版についても、2020年8月17日23時59分をもって、少年ジャンプ+やゼブラックなど集英社直営電子書店で無期限の配信停止となりました。
そのため、基本的に現在新しく電子版を購入することはできません。
一方、集英社は当時、すでに購入済みのコミックスについては、配信停止後も本棚から閲覧できると案内しています。
集英社以外の電子書店で過去に購入した作品については、各サービスによって扱いが異なる可能性があるため、利用している電子書店で確認する必要があります。
参考:少年ジャンプ+「『アクタージュ act-age』電子版配信停止のお知らせ」
英語版など海外版も出版停止
対応は日本国内だけではありませんでした。
英語版を展開していたVIZ Mediaも2020年8月、『アクタージュ』について新たなコミックスの出版やデジタル版の提供を継続しないことを発表しています。
Shonen Jumpのデジタルサービスからも作品が取り下げられました。
国内外で新規展開が止められたことからも、当時の対応が非常に大きなものだったことが分かります。
参考:VIZ Media「Act-Age Is Canceled」
舞台版アクタージュも中止になった
『アクタージュ』は漫画だけでなく、舞台化も予定されていました。
2020年6月にはホリプロによる舞台『アクタージュ act-age ~銀河鉄道の夜~』の制作が発表され、主人公・夜凪景役を決める全国オーディションも開催されていました。
舞台は2022年の上演が予定されていましたが、原作者の逮捕を受け、舞台公演と夜凪景役オーディションの双方が中止となっています。
漫画連載だけではなく、すでに動き出していたメディアミックス展開にも影響が及びました。
原作者マツキタツヤは現在どうしている?2026年に別名義での活動が判明
ここは2026年になって状況が大きく更新された部分です。
2026年3月2日、小学館は『マンガワン』に関する公式発表の中で、『アクタージュ』原作者のマツキタツヤ氏が「八ツ波樹」という別名義で『星霜の心理士』の原作を担当していたことを公表しました。
小学館によると、マツキ氏は2020年8月に強制わいせつ容疑で逮捕・起訴され、その後、懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を受けています。
小学館側は、その事実や執行猶予期間の満了などを確認したうえで、『星霜の心理士』の原作者として起用したと説明しています。
つまり、
「マツキタツヤ氏は事件後、漫画原作の仕事から完全に離れていた」という状態ではありません。
別名義ではあるものの、商業漫画の原作活動を再開していたことが2026年に公式に明らかになりました。
『星霜の心理士』は2026年3月に更新を一時停止
ただし、『星霜の心理士』がそのまま通常連載を続けているわけではありません。
小学館は一連の原作者起用プロセスについて第三者委員会による検証を行うことになり、2026年3月2日から『星霜の心理士』の更新を一時停止すると発表しました。
そのため2026年9月現在、マツキ氏については、
- 八ツ波樹名義で漫画原作の活動を再開していた
- その事実を小学館が2026年3月に公式公表した
- 『星霜の心理士』は第三者委員会の調査協力のため更新が一時停止された
というところまでを押さえておけばよいでしょう。
なお、これは『アクタージュ』が再開したという意味ではありません。
作画担当・宇佐崎しろは現在『魔男のイチ』を連載中

一方、『アクタージュ』の作画を担当していた宇佐崎しろ氏は、現在も漫画家として活動しています。
2024年の『週刊少年ジャンプ』41号から、西修氏原作・宇佐崎しろ氏作画の『魔男のイチ』が連載開始。
2026年9月現在も『週刊少年ジャンプ』で連載が続いています。
『アクタージュ』終了時、ジャンプ編集部は宇佐崎しろ氏について、今後も作品を作っていけるようサポートすると公式に表明していました。
連載終了から約4年後、宇佐崎氏は再び週刊少年ジャンプの連載作画を担当する形で本格的に活動しています。
『アクタージュ』終了後の宇佐崎しろ氏やマツキタツヤ氏の現在をさらに詳しく知りたい場合は、作者の現在をまとめた関連記事もあわせて確認すると分かりやすいでしょう。
アクタージュが再開・復活する可能性はある?
『アクタージュ』の続きを待っている人にとって、最も気になるのが「連載再開はあるのか」という点でしょう。
結論として、2026年9月現在、『アクタージュ act-age』の連載再開、続編、復刊について集英社から公式発表は確認できません。
集英社が2020年に発表した公式上の扱いは「連載終了」です。
また、コミックスについても13巻以降は発売中止、1〜12巻は無期限の出荷停止と発表されています。
再開について確認するときも、SNS上の噂ではなく、週刊少年ジャンプ公式サイトなどの公式発表を見るのが確実です。
マツキタツヤ氏の活動再開=アクタージュ復活ではない
2026年にマツキタツヤ氏が別名義で漫画原作を担当していたことが判明したため、
「作者が復帰したなら、アクタージュも再開するのでは?」
と考える人もいるかもしれません。
しかし、この2つは分けて考える必要があります。
マツキ氏が別出版社・別作品で活動していたことと、集英社が『アクタージュ』を再び出版・連載するかどうかは別の問題です。
また、作画担当の宇佐崎しろ氏も現在は『魔男のイチ』を連載しています。
現時点で「復活する」「復活しない」と将来を断定できる公式情報はありません。
そのため、集英社や週刊少年ジャンプから正式な発表があるかどうかを見るのが最も確実です。
アクタージュは今から読んでもいい?作品との向き合い方
事件を知ったあとで、
- 手元にある単行本を読んでもいいのか
- 作品を好きだった気持ちをどう考えればいいのか
- 中古で購入することに抵抗を感じる
と迷う人もいるかもしれません。
ただ、ここに一つだけの正解があるわけではありません。
原作者が起こした事件について事実として受け止めることと、自分が過去に作品から受け取った感情や評価をどう整理するかは、必ずしも同じ問題ではありません。
すでに所有している本を読む、手放す、しばらく距離を置く。
どの選択をするかは、事件の事実を理解したうえで、それぞれの読者が判断することになります。
一方で、被害を受けた人が存在する事件である以上、SNSなど公の場で扱う際には、その点への配慮を忘れないことも大切でしょう。
アクタージュ打ち切りについてよくある質問
アクタージュはなぜ打ち切りになった?
原作者・マツキタツヤ氏が2020年8月に逮捕されたことを受け、週刊少年ジャンプ編集部が事件の内容と社会的責任を重く受け止め、連載継続はできないと判断したためです。
人気低迷が理由ではありません。
アクタージュは何巻まである?
単行本として発売されたのは12巻までです。
集英社は13巻以降の発売中止と、既刊1〜12巻の無期限出荷停止を発表しています。
アクタージュは何話で打ち切りになった?
週刊少年ジャンプに掲載された最後の話は第123話です。
2020年8月11日発売の36・37合併号が最後の掲載号となりました。
アクタージュは完結している?
完結していません。
連載途中に突発的に終了が決まったため、物語は未完のままです。
アクタージュの13巻は発売された?
発売されていません。
集英社は2020年8月17日に13巻以降の新刊発売を中止すると公式発表しています。
アクタージュの電子書籍は現在買える?
集英社は電子版を無期限の配信停止としています。
そのため、新規購入は基本的にできません。
一方、当時すでに集英社直営電子書店で購入していたコミックスについては、配信停止後も本棚から閲覧できると案内されています。
アクタージュの原作者は現在何をしている?
2026年3月、小学館はマツキタツヤ氏が「八ツ波樹」名義で『星霜の心理士』の原作を担当していたことを公表しました。
同作は第三者委員会の調査に協力するため、2026年3月2日から更新が一時停止されています。
宇佐崎しろは現在何をしている?
2026年9月現在、週刊少年ジャンプで西修氏原作の『魔男のイチ』の作画を担当しています。
アクタージュが復活する予定はある?
2026年9月現在、集英社から『アクタージュ』の連載再開・続編・復刊について公式発表は確認できません。
原作者が別作品で活動していたことが判明していますが、それを『アクタージュ』復活と結びつける公式情報はありません。
まとめ|アクタージュは原作者の事件を受け第123話で連載終了
『アクタージュ act-age』の打ち切りについて、最後に重要なポイントを整理します。
- 原作者マツキタツヤ氏の逮捕を受け、2020年8月に連載終了が決定
- 人気低迷による打ち切りではない
- 2020年8月11日発売の週刊少年ジャンプ36・37合併号が最後の掲載
- 最終掲載は第123話で、物語は未完
- 単行本は12巻まで刊行
- 13巻以降は発売中止
- 既刊1〜12巻は無期限の出荷停止
- 電子版も無期限の配信停止
- 2026年、マツキ氏が「八ツ波樹」名義で別作品の原作を担当していたことが判明
- 宇佐崎しろ氏は現在『魔男のイチ』を連載中
- 2026年9月現在、『アクタージュ』再開について公式発表はない
『アクタージュ』は、物語そのものが完結して終了した作品ではありません。
原作者の事件を受けて出版社が連載継続はできないと判断し、作品が途中で止まったというのが、打ち切りの経緯です。
そして2026年現在、原作者と作画担当はそれぞれ別の道を歩んでいます。
今後『アクタージュ』そのものについて新しい動きがあるかどうかは、SNS上の憶測ではなく、集英社や週刊少年ジャンプからの公式発表を確認するのが確実です。