友だちから「カプセルシェアで共有するね」と言われて、アルバム名(合言葉)だけが送られてきた。
でも、どこで見るの?誰まで見れるの?保存されるの?──このあたりが分からないと、地味に不安になりますよね。
先に結論です。カプセルシェアは“合言葉を知っている人が見られる”タイプの写真・動画共有アプリとして紹介されています。手軽な一方、合言葉が漏れると想定外の相手に見られる可能性があるので、共有する内容と合言葉の作り方がとても大切です。
1. カプセルシェアでできること(何が便利?)
カプセルシェアは、アプリ紹介情報では「写真や動画をアルバムにまとめて共有できる」「アルバム名を共有して相手が閲覧できる」と説明されています。
また、メニューに「履歴」タブがあることも紹介されており、アルバムのやり取りを追いやすい設計として触れられています。
ここがポイント(エンティティ関係の言語化)
- **カプセルシェア × 合言葉(アルバム名)**は、関係性としては「アクセスキー」です。
つまり、合言葉を知る人が増えるほど、閲覧できる人も増える構造になります。
2. 安全性は?メリットとリスクを正直に
メリット
- 招待やアカウントのやり取りより、合言葉共有はラク(説明コストが低い)
- 旅行やイベントで「とりあえずまとめて見せたい」用途に向く
リスク(ここは必ず押さえて)
調査記事では、カプセルシェアのような仕組みが、合言葉(パスワード)を知る人が閲覧できる構造として言及され、拡散の温床になり得る点が指摘されています。
怖がらせたいのではなく、ここは設計上の性質として把握しておくのが大事です。
[EBIボックス]
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: “人に見られたくない写真”は、合言葉共有に乗せないでください。
なぜなら、合言葉はスクショ・転送・口頭共有などで想像以上に広がりやすく、漏れた瞬間に閲覧範囲のコントロールが難しくなるからです。便利さを優先するほど事故は起きやすいので、最初に「共有していい線引き」を決めておくのがいちばん効きます。
3. 安全に使うためのチェックリスト(今日からできる)
3-1. 合言葉(アルバム名)の作り方
- 辞書にある単語だけ、誕生日、短い数字は避ける
- できれば「単語+数字+記号」など推測されにくい形にする
- 合言葉はSNSの公開投稿に書かない(転送される前提で)
3-2. 共有する内容の線引き(超重要)
- 避ける:住所・学校名・車のナンバー、本人確認書類、子どもの顔が大量、性的画像
- まだ安全:旅行風景・料理・集合写真(ただし個人情報が写っていない前提)
もし性的画像の無断共有・拡散が絡むなら、法律上の問題にもなります(私事性的画像被害防止法)。

4. 代替案は?(Googleフォト / iCloud など)ざっくり比較
合言葉共有が不安なら、アカウント招待型・OS標準寄りの共有に寄せると管理しやすいです。Apple側にも共有アルバムの案内があります。
| 手段 | 共有の考え方 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|
| カプセルシェア(合言葉共有) | 合言葉=アクセスキー | とりあえず見せたい旅行/イベント | 合言葉漏えい時の閲覧範囲が広がりやすい |
| iCloud 共有アルバム | Apple側の共有機能 | iPhone中心の家族・友人 | 設定・Apple ID前提の運用が必要 |
| Googleフォト(アルバム整理・共有) | Googleアカウント基盤 | Android/混在環境で整理もしたい | 共有設定(リンク/相手指定)を理解して使う |
| LINEアルバム | LINE内で共有 | 友人同士の軽い共有 | グループ運用・保存ルールのすり合わせが必要 |
5. もし「勝手に共有された」「消したい」「拡散が怖い」と感じたら
センシティブな画像(性的画像など)の無断共有・拡散は、法的にも深刻です。まずは一人で抱えず、相談窓口を使ってください。
- 公的な相談導線(内閣府の案内)
- 民間支援(例:PILCON)
※緊急性が高い場合は、地域の警察相談窓口なども選択肢になります(状況に応じて)。
まとめ:カプセルシェアは「使いどころ」を決めれば便利
- カプセルシェアは、紹介情報では合言葉(アルバム名)を共有して閲覧するタイプの写真・動画共有アプリです。
- ただし合言葉型は、漏えい時に閲覧範囲が広がり得るため、共有内容の線引きが最優先です。
- “守りたい写真”ほど、iCloudやGoogleフォトなど、管理しやすい手段に寄せると安心です。
[著者情報]
佐倉みなみ(スマホ安全ナビゲーター/ITライター)
写真共有・SNS運用でのプライバシー事故を減らす情報を、初心者向けに分かりやすく整理しています。便利さは否定せず、「守る線引き」を最短で伝えるのがポリシーです。
[参考文献リスト]