「イム様の正体って、800年前のネロナ・イム本人なの?」
「あの力は悪魔の実?なぜジョイボーイやリリィに執着している?」
エルバフ編に入り、長年シルエットに包まれていたイム様について一気に情報が増えました。
結論からいうと、現在のイムが800年前の「ネロナ・イム聖」と同一人物である可能性は非常に高くなっています。
ただし、重要なのはここからです。
「オペオペの実の不老手術を受けたから800年間生きている」とまでは、まだ確定していません。
また、以前は「イムの目的=世界のリセット」とする考察もありましたが、最新の描写を見る限り、より直接的に示されているのは「世界を支配し、その秩序を維持すること」です。
第1181話ではイム自身の「支配」に対する思想が語られ、第1189話では世界政府を創造した19人の王に由来する武器を使用。さらに第1195話では、消息不明だったネフェルタリ・D・リリィが、かつてエルバフに住んでいたことまで明らかになりました。
まずは、現在までに判明していることと、まだ考察の段階にあることを分けて整理します。
| 項目 | 現在わかっていること | 確度 |
|---|---|---|
| 現在の名前 | ネロナ・イム | ◎ |
| 800年前との関係 | 最初の20人にも「ネロナ家のイム聖」が存在 | ◎ |
| 800年前から本人が生存? | ジョイボーイとの過去を示す描写もあり、可能性は非常に高い | ○〜◎ |
| 不老手術を受けた? | イワンコフが可能性を示唆した段階 | △ |
| 能力 | 魔気(オーメン)、黒転支配など複数の異質な力を使用 | ◎ |
| 悪魔の実の詳細 | 具体的な実・モデル名は未判明 | 未確定 |
| 目的 | 「支配」を重視する思想は判明。最終目的の全容は不明 | ○ |
- 1 イム様の正体は「ネロナ・イム」|最新話までに何が判明した?
- 2 イム様は800年間生きている?「不老手術」はまだ確定していない
- 3 最新話で判明したイム様の能力|単なる「幻獣種」では説明しきれない
- 4 19本の武器とは?イムと「最初の20人」が直接つながった
- 5 イム様の目的は「世界リセット」ではなく支配の維持?
- 6 ルルシア王国消滅とマザーフレイム|ウラヌスとはまだ確定していない
- 7 ネフェルタリ・D・リリィとイムの関係
- 8 「リリィのミス」は本当にミスだった?
- 9 イムとジョイボーイは元々仲間だった?
- 10 イム様=「海(UMI)」説はどこまで有力?
- 11 イム様の性別は男?女?
- 12 巨大な麦わら帽子はジョイボーイのもの?
- 13 イムとシャンクスは直接つながっている?
- 14 イム様の正体・目的を最新1195話までで整理
- 15 イム様に関するよくある質問
- 16 まとめ|イムの正体は見えてきたが「不老手術」と最終目的はまだ謎
- 17 参考情報
イム様の正体は「ネロナ・イム」|最新話までに何が判明した?

以前の『ONE PIECE』では、イムは名前すら謎に包まれた存在でした。
しかし、第1086話でイワンコフが重大な情報を口にします。
約800年前、世界政府を作った「最初の20人」の中に、ネロナ家のイム聖という王が存在していたというのです。
当時はあくまで、
「今のイムと800年前のイムが同一人物なのでは?」
というイワンコフの推測でした。
ところがエルバフ編に入ると、状況はさらに進展します。
第1179話のタイトルは「ネロナ・イム降臨」。
現在のイムが「ネロナ・イム」という名で描かれ、その存在が物語の前面へ出てきました。
さらに第1181話では、イムがジョイボーイと過去に言葉を交わしていたことを思わせる場面まで登場します。
つまり、
- 800年前にネロナ・イムという王がいた
- 現在のイムもネロナ・イム
- 現在のイムにはジョイボーイとの過去を思わせる記憶がある
という3点が重なっています。
現在のネロナ・イムが空白の100年を実際に生きた人物である可能性は、以前よりはるかに高くなったと考えていいでしょう。
イム様は800年間生きている?「不老手術」はまだ確定していない
では、どうやって800年前から現在まで生きているのでしょうか。
もっとも有名なのが、オペオペの実による「不老手術」説です。
第1086話ではイワンコフがネロナ・イムについて語った直後、オペオペの実には人を不老にする力が存在することを結び付けています。
この構成から、
「ネロナ・イムは800年前に不老手術を受けたのではないか」
という説が生まれました。
非常に有力な考察ではありますが、イム自身が、
「不老手術を受けた」
と明かしたわけではありません。
現在分かっているのは、
- オペオペの実には不老に関わる能力がある
- イワンコフがイムとその能力を結び付けて推測した
- 現在のイムには800年前との強い接続を示す描写がある
ところまでです。
したがって、「800年前から存在している可能性が高い」と「不老手術を受けた」は分けて考える必要があります。
最新話で判明したイム様の能力|単なる「幻獣種」では説明しきれない
イムの能力についても、エルバフ編で一気に情報が増えました。
以前はサボを襲った巨大な影などから、
- 動物系幻獣種
- 悪魔そのもの
- 神話上の怪物
など多数の説がありました。
しかし現在は、単純に「何の動物系か」を当てるだけでは整理できないほど、多様な力を使用しています。
黒転支配(ドミ・リバーシ)
イムの代表的な力のひとつが黒転支配です。
相手を悪魔のような姿へ変え、支配下に置く異質な力として描かれています。
エルバフでは巨人たちにも使用され、単なる肉体強化や変身能力とは違う性質を見せました。
魔気(オーメン)
イムは魔気(オーメン)と呼ばれる力も操ります。
第1181話では、イム自身が「支配」について語る中で、この力が重要な要素として扱われました。
現在のイムを理解するうえでは、「何の悪魔の実なのか」だけでなく、
契約・支配・魔気
という共通した仕組みに注目した方が、最新の描写には合っています。
19本の武器とは?イムと「最初の20人」が直接つながった
第1189話では、イムについてさらに重要な事実が明かされます。
イムが戦闘で使用していた複数の武器は、世界政府創設時の王たちに由来する19本の武器でした。
虚の玉座の周囲には、世界政府を創設した王たちが「世界に一人の王を作らない」という誓いの象徴として武器を立てたとされています。
しかし実際には、そこへイムが座っています。
さらに現在のイムは、その19人に由来する武器を戦闘で使用しています。
つまり、イムは単に現在の世界政府を裏から操っているだけではありません。
800年前の世界政府創設そのものと、極めて深い位置で接続している存在です。
この点は、「イム=後世に現れた黒幕」という見方より、空白の100年から続く支配者と考える方が自然であることを補強しています。
イム様の目的は「世界リセット」ではなく支配の維持?

元々、イムの目的についてはさまざまな説がありました。
- 世界を一度滅ぼして作り直す
- 海面を上昇させて世界を沈める
- Dの一族を全滅させる
- 歴史そのものを消滅させる
などです。
しかし、現在もっとも直接的に示されているキーワードは「支配」です。
第1181話でイムは、自らの支配思想を語ります。
イムにとって重要なのは、強者を打ち倒すことだけではありません。
力や欲望、契約そのものを利用して相手を自分の秩序の中へ組み込み、世界を支配することです。
そのため現時点では、イムの目的を、
「世界を一度すべて破壊してリセットする」と断定するより、「800年前から続く自らの支配体制を維持する」と見る方が原作描写に近いでしょう。
ルルシア王国消滅とマザーフレイム|ウラヌスとはまだ確定していない
イムの目的を考えるうえで外せないのが、ルルシア王国の消滅です。
イムの意向を受けた攻撃によって、ルルシア王国は島ごと消滅しました。
その攻撃には、ベガパンクが開発したマザーフレイムが関係しています。
ただし、ここには重要な注意点があります。
ルルシアを攻撃した兵器が「古代兵器ウラヌス」であるとは、まだ作中で名前まで確定していません。
古代兵器と関連する可能性は非常に高いものの、
「マザーフレイムを動力にウラヌスを再起動した」
と確定事項として書くのは早い段階です。
確認できるのは、
- ルルシアを消滅させる巨大な攻撃が行われた
- その攻撃にマザーフレイムが使用された
- 攻撃後、世界規模で海面が上昇した
というところまでです。
ネフェルタリ・D・リリィとイムの関係

イムの過去を読み解くうえで、もっとも重要な人物のひとりがネフェルタリ・D・リリィです。
リリィは800年前、世界政府を作った最初の20人に名を連ねながら、マリージョアへ移住しませんでした。
さらに、世界中へポーネグリフが散らばる原因を作った人物でもあります。
イムはこの出来事を長年問題視しています。
しかも、リリィの本名には「D」がありました。
これだけでもイムとリリィの間に重大な因縁があることは分かりますが、第1195話で新情報が追加されました。
最新1195話|リリィはかつてエルバフに住んでいた
第1195話では、エルバフに「リリィ」という人間族の女性がかつて住んでいたことが明かされました。
アラバスタへ戻らず消息を絶ったネフェルタリ・D・リリィと考えられる人物です。
これは非常に重要です。
これまでは、
「ポーネグリフを散らした後、リリィはどこへ消えたのか」
が完全な空白でした。
しかし、その行方がエルバフへつながり始めています。
さらにエルバフには、ジョイボーイや空白の100年へつながる伝承も存在します。
リリィ・ジョイボーイ・イムの3人の関係が、今後イムの正体を解く最大の鍵になる可能性があります。
「リリィのミス」は本当にミスだった?
イムは、ポーネグリフが世界に散らばったことをリリィの「ミス」として扱いました。
しかし、リリィが「D」の名を持っていたことや、第1195話でエルバフへつながったことを考えると、単純な事故だったのかは疑問が残ります。
むしろ、
- 歴史を未来へ残す
- 世界政府からポーネグリフを守る
- ジョイボーイ側の意志を後世へつなぐ
ための意図的な行動だった可能性も考えられます。
ただし、「リリィが計画的にポーネグリフを散らした」ともまだ確定していません。
第1195話で登場した手紙や残されたものが、この部分を明らかにする可能性があります。
イムとジョイボーイは元々仲間だった?
最新のイム考察で、以前より重要度が大きく上がったのがジョイボーイとの関係です。
第1181話では、イムがジョイボーイを思い出す場面が描かれました。
しかも、単純に「昔から憎み合う敵」という印象とは異なる描写です。
2人が過去に親しい関係、あるいは同じ志を共有していた可能性まで浮上しました。
さらに第1190話では、ギャバンとイムの会話から、イム自身もジョイボーイに対して複雑な期待や執着を抱いていると読める描写があります。
そのため、空白の100年の対立を、
「善のジョイボーイ vs 最初から悪だったイム」
という単純な構図で考えるのは難しくなっています。
元々近い関係にあった者たちが、何らかの出来事を境に決裂した可能性もあります。
イム様=「海(UMI)」説はどこまで有力?
「IMU」を並べ替えると「UMI(海)」になるという説は、以前から人気があります。
悪魔の実の能力者が海で力を失うこともあり、
「イム=海=悪魔の実と対立する存在」
という考察です。
また、「イ」と「ム」を組み合わせて「仏」を連想する説など、名前に関する言葉遊びも多数あります。
ただし、これらは原作で説明された設定ではありません。
名前のメタファーとして楽しむ価値はありますが、
「イムが海そのものだから悪魔の実の能力者は泳げない」
とまで断定できる根拠はありません。
イム様の性別は男?女?
現時点でも、性別は明確に断定されていません。
姿や声、一人称などからさまざまな説がありますが、
- 男性
- 女性
- 男女どちらにも当てはまらない存在
のいずれかを確定できる情報はまだ不足しています。
特に、
「リリィに執着しているから女性」
「繊細な外見だから女性」
といった推測は根拠にはなりません。
巨大な麦わら帽子はジョイボーイのもの?
マリージョアの奥には、巨大な麦わら帽子が保管されています。
イム自身がその場所へ向かう描写もあるため、重要な物であることは間違いありません。
ただし、
- ジョイボーイ本人の帽子
- ジョイボーイが巨人族だった証拠
- イムが戦利品として保管している
という部分までは確定していません。
ジョイボーイとイムの関係が掘り下げられた現在、以前にも増して重要な伏線になっていますが、持ち主についてはまだ結論を出せません。
イムとシャンクスは直接つながっている?
シャンクスと世界政府側の関係も、以前より多くのことが判明しています。
現在はシャンクスと瓜二つのフィガーランド・シャムロックが登場し、シャンクスとの血縁関係が明らかになっています。
また、フィガーランド家が世界政府中枢と深く関わる家系であることも判明しています。
ただし、だからといって、
「シャンクスはイム直属の部下」
という関係が成立するわけではありません。
現在確認できるのは、シャンクス自身がフィガーランド家につながる出生を持つことと、神の騎士団にフィガーランド家の人物がいることまでです。
イム様の正体・目的を最新1195話までで整理
| 謎 | 現在の結論 |
|---|---|
| 正体 | ネロナ・イム。800年前の同名人物との同一性はかなり強く示唆 |
| 800年間生きている? | ジョイボーイとの過去から可能性は非常に高い |
| 不老手術 | 有力説だが未確定 |
| 能力 | 魔気・黒転支配・19本の武器など。全容は未判明 |
| 目的 | 支配体制の維持が強く示されている。最終目的は未判明 |
| リリィとの関係 | ポーネグリフ拡散を巡って重大な因縁あり |
| ジョイボーイとの関係 | かつて近い関係だった可能性が浮上 |
| ルルシアの兵器 | マザーフレイムを使用。ただし「ウラヌス」とは未確定 |
イム様に関するよくある質問
イム様はネロナ・イム本人ですか?
現在のイムが「ネロナ・イム」という名であることは明らかになっています。
さらに800年前にも同じ名前の王が存在し、現在のイムにはジョイボーイとの過去を示す描写があります。
同一人物である可能性は非常に高いものの、800年間生き延びた具体的な仕組みはまだ不明です。
イム様は不老不死?
確定していません。
オペオペの実による不老手術説は有力ですが、作中で「イムが手術を受けた」と明言されたことはありません。
イム様の悪魔の実は?
具体的な実の名称やモデルはまだ明らかになっていません。
現在は魔気、黒転支配、契約など、従来の悪魔の実だけでは整理しにくい能力が描かれています。
イム様の目的は世界滅亡?
現時点では断定できません。
最新描写では「支配」という思想が強調されています。
世界政府の現在の秩序を維持し、自らに抗う存在を排除することが大きな目的として見えています。
ルルシアを消したのはウラヌス?
兵器名はまだ確定していません。
マザーフレイムが使用されたことは分かっていますが、「古代兵器ウラヌス」と断定するのは考察の段階です。
リリィはどこへ消えた?
第1195話で、遥か昔に「リリィ」という人間族の女性がエルバフに住んでいたことが判明しました。
ネフェルタリ・D・リリィと考えられる人物であり、今後その手紙などから消息がさらに明らかになる可能性があります。
まとめ|イムの正体は見えてきたが「不老手術」と最終目的はまだ謎
- 現在の名前は「ネロナ・イム」
- 800年前の最初の20人にも「ネロナ家のイム聖」が存在した
- ジョイボーイとの過去を示す描写があり、800年前から存在する可能性は非常に高い
- ただし、オペオペの実による不老手術を受けたとはまだ確定していない
- 魔気・黒転支配など「支配」に直結する能力を使用する
- 第1189話では最初の王たちに由来する19本の武器を使用
- イムの思想として「支配」が明確に強調されている
- 「世界を完全リセットする」が最終目的だとはまだ断定できない
- ルルシア攻撃にはマザーフレイムが使われたが、兵器=ウラヌスとは未確定
- 第1195話でリリィがかつてエルバフに住んでいたことが判明
- ジョイボーイ・リリィ・イムの800年前の関係が、最大の謎として残っている
以前は「五老星の上にいる謎の影」にすぎなかったイムですが、エルバフ編ではその立場が大きく変わりました。
現在は自ら前線に立ち、ジョイボーイとの過去を思わせ、800年前の王たちに由来する力を行使する存在として描かれています。
その一方で、もっとも知りたい核心部分――
「なぜ800年間生きているのか」
「ジョイボーイと何があったのか」
「リリィはなぜエルバフへ向かったのか」
は、まだ完全には明かされていません。
現時点で最も筋が通るのは、「イムは空白の100年から現在まで続く世界の支配者であり、ジョイボーイとリリィによって崩された800年前の秩序を現在まで守り続けている」という見方です。
ただし、その永命の方法を「不老手術」、最終目的を「世界の再リセット」とまで確定させるのは、まだ早い段階です。
参考情報
- 『ONE PIECE』第1085話「ネフェルタリ・コブラ死す」
- 『ONE PIECE』第1086話「五老星」
- 『ONE PIECE』第1179話「ネロナ・イム降臨」
- 『ONE PIECE』第1181話「神と悪魔」
- 『ONE PIECE』第1189話「世界の王」
- 『ONE PIECE』第1190話「死んで喜ばれる者」
- 『ONE PIECE』第1195話「弱点」
- ONE PIECE.com/集英社『週刊少年ジャンプ』