「栗原小巻さんは現在どうしている?」
「最近テレビで見ないけれど、今も女優として活動している?」
そんな疑問を持って検索している人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、栗原小巻さんは2026年9月現在81歳で、近年も舞台や文化交流の場で活動を続けています。
2025年には舞台『アンナ・カレーニナ[新版]』で主演。
同年11月にはロシアの国家表彰「プーシキン・メダル」を受章しました。
さらに2026年5月にも、「ロシア文化フェスティバル IN JAPAN」創立20周年の記念行事へ日本組織委員会委員長として出席しています。
一方、テレビドラマや映画への出演は全盛期ほど多くありません。
そのため、「最近見かけない=引退した」と感じる人がいるのかもしれません。
この記事では、栗原小巻さんの2026年現在の活動を中心に、年齢、結婚、若い頃、代表作、ロシアとの深い関係まで事実ベースで整理します。
栗原小巻は現在81歳|今も活動している?

栗原小巻さんは1945年3月14日生まれ。
2026年9月1日時点では81歳です。
近年はテレビドラマへの出演こそ少なくなっていますが、直近の活動を見ると、芸能・文化活動から完全に離れているわけではありません。
特に確認できるのが、
- 2024年:『徹子の部屋』出演
- 2025年:舞台『アンナ・カレーニナ[新版]』主演
- 2025年11月:ロシア「プーシキン・メダル」受章
- 2026年5月:ロシア文化フェスティバル20周年記念行事に出席
という動きです。
現在は「昔の映画女優」というだけではなく、舞台と国際文化交流を軸に活動を続けていると見るのが実態に近いでしょう。
2025年は『アンナ・カレーニナ』で主演
栗原小巻さんの近年の女優活動として重要なのが、トルストイ原作の舞台『アンナ・カレーニナ[新版]』です。
2025年1月から各地で上演され、2月には熊本県立劇場、3月1日〜3日には東京・日本橋三越本店の三越劇場でも公演されました。
日本橋三越本店の公演案内にも、出演者として栗原小巻さんの名前が掲載されています。
注目したいのは、このアンナ役が近年始まった役ではないことです。
所属劇団エイコーンの公演情報によると、栗原小巻さんが初めてアンナ・カレーニナを演じたのは1974年。
2009年以降もエイコーン作品として全国各地で上演されてきました。
つまり2025年は、
初演から約半世紀にわたって向き合ってきた役を、80歳を迎える年にも舞台で演じていた
ことになります。
2026年5月にも文化交流イベントへ出席
2026年になってからも公の活動が確認されています。
2026年5月12日には帝国ホテルで、
「ロシア文化フェスティバル IN JAPAN 創立20周年・日ロ国交回復70周年 記念レセプション」
が開催されました。
当日の記録では、栗原小巻さんはロシア文化フェスティバル日本組織委員会委員長として出席し、挨拶を行っています。
したがって、
「栗原小巻さんは現在活動していない」「すでに引退した」と考えるのは正確ではありません。
少なくとも2026年現在も、文化交流活動の第一線に立っていることが確認できます。
栗原小巻の現在の姿|2024年には『徹子の部屋』にも出演
近年の栗原小巻さんの姿を確認できるテレビ出演としては、2024年9月13日の『徹子の部屋』があります。
テレ朝POSTの番組紹介によると、番組では女優としての思い出だけでなく、栗原さんの意外な現在の生活も紹介されました。
例えば、
- コロナ禍に自宅で使う家具を木材から手作りした
- 約15年前から自身が主演する舞台の衣装デザインも担当
- 自ら描いた衣装のデザイン画も披露
しています。
舞台では衣装デザインにも関わっている
栗原小巻さんは演じるだけではなく、舞台を作る側にも関わっています。
『徹子の部屋』では、幼いころから母親と一緒にミシンで服を作っていたことも紹介されました。
80代になっても舞台に立ちながら、自分の作品の衣装まで考える。
近年の栗原小巻さんを知るうえでは、
「女優として出演するだけではなく、長年培った感性を舞台全体へ生かしている」
という点も見逃せません。
栗原小巻のプロフィール|若い頃は「コマキスト」を生んだ人気女優
現在の活動を確認したところで、栗原小巻さんがどのような女優なのか基本情報も整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 栗原小巻(くりはら こまき) |
| 生年月日 | 1945年3月14日 |
| 年齢 | 81歳(2026年9月1日時点) |
| 出身 | 東京都 |
| 職業 | 女優 |
| 俳優養成 | 俳優座養成所15期 |
| 主な活動 | 映画・テレビドラマ・舞台・国際文化交流 |
栗原小巻さんは東京バレエ学校を経て、1963年に俳優座養成所へ入所しました。
同期には、
- 小野武彦さん
- 村井國夫さん
- 地井武男さん
- 夏八木勲さん
- 前田吟さん
- 太地喜和子さん
らがいて、後に「花の15期」と呼ばれる世代となります。
2026年1月の『徹子の部屋』でも、小野武彦さんと村井國夫さんが「花の15期」について振り返り、栗原小巻さんの名前も同期の一人として挙げています。
1967年の大河ドラマ『三姉妹』で注目
テレビで大きく注目された作品の一つが、1967年のNHK大河ドラマ『三姉妹』です。
栗原小巻さんは、三姉妹の三女雪を演じました。
NHKに残る第19回の映像でも、岡田茉莉子さん、栗原小巻さん、山崎努さんらの出演を確認できます。
その後、映画・ドラマ・舞台で活躍。
人気絶頂期には、吉永小百合さんのファンを「サユリスト」と呼ぶのに対し、
栗原小巻さんの熱心なファンは「コマキスト」
と呼ばれました。
栗原小巻の代表作一覧|まず見るならどれ?
栗原小巻さんは、テレビ・映画・舞台を通じて非常に多くの作品に出演しています。
代表的な作品を絞ると、次のようになります。
| 作品 | 年 | 栗原小巻の役・見どころ |
|---|---|---|
| 三姉妹 | 1967 | NHK大河ドラマ。三女・雪役で注目を集める |
| 新・男はつらいよ | 1970 | 宇佐美春子役。シリーズ第4作のマドンナ |
| 忍ぶ川 | 1972 | 志乃役。毎日映画コンクール女優演技賞 |
| モスクワわが愛 | 1974 | 日ソ合作映画。ヒロインのバレリーナ役 |
| サンダカン八番娼館 望郷 | 1974 | 女性史研究家・三谷圭子役 |
| 八甲田山 | 1977 | 日本映画を代表する大作の一つ |
| 白夜の調べ | 1978 | ロシアとの縁を深めた日ソ合作映画 |
| 男はつらいよ 柴又より愛をこめて | 1985 | 島崎真知子役。2度目のマドンナ |
| アンナ・カレーニナ[新版] | 2025 | 長年演じ続けてきたアンナ役で主演 |
『忍ぶ川』|栗原小巻の映画代表作
女優・栗原小巻を1作品で知りたいなら、まず挙げたいのが1972年の映画『忍ぶ川』です。
三浦哲郎の芥川賞受賞小説を熊井啓監督が映画化。
栗原小巻さんは、加藤剛さん演じる哲郎と出会う志乃を演じました。
この作品で栗原さんは、
第27回毎日映画コンクールの女優演技賞を受賞。
静かな中にも芯を持つ女性像が高く評価されました。
『サンダカン八番娼館 望郷』では三谷圭子役
1974年の熊井啓監督作品『サンダカン八番娼館 望郷』も重要な代表作です。
ここで注意したいのが役柄です。
栗原小巻さんが演じたのは、元「からゆきさん」の過去を調査する女性史研究家・三谷圭子。
若き日の北川サキ役は高橋洋子さん、晩年のサキ役は田中絹代さんです。
WOWOW公式のキャスト情報でも、この配役を確認できます。
三谷圭子は、サキの過去を聞き取ることで観客を物語の核心へ導く重要人物です。
『男はつらいよ』では2度マドンナに
栗原小巻さんは『男はつらいよ』シリーズにも2度登場しています。
最初は1970年公開の第4作『新・男はつらいよ』。
幼稚園教師の宇佐美春子を演じました。
そして15年後の1985年、第36作『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』で、島崎真知子役として再びマドンナを務めています。
松竹公式も、第36作を「第4作以来二度目のマドンナ」と紹介しています。
なぜ栗原小巻はロシアと関係が深い?

2025年のプーシキン・メダル受章を見て、
「なぜ日本の女優がロシアから勲章をもらったの?」
と疑問に思った人もいるでしょう。
その原点の一つが、1974年の日ソ合作映画『モスクワわが愛』です。
『モスクワわが愛』でバレリーナを演じる
『モスクワわが愛』で栗原小巻さんが演じたのは、バレエを学ぶためモスクワを訪れた日本人女性です。
栗原さん自身もバレエを学んできた経験があり、作品ではその身体表現も生かされました。
在モンゴル日本国大使館が過去に掲載したプロフィールでも、
- 『モスクワわが愛』(1974年)
- 『白夜の調べ』(1978年)
- 『未来への伝言』(1990年)
といった日ソ合作映画への出演が紹介されています。
映画出演から文化交流活動へ
ロシアとの関係は、映画出演だけで終わりませんでした。
栗原小巻さんはその後もロシア文化との交流を続け、現在は「ロシア文化フェスティバル IN JAPAN」の日本組織委員会委員長を務めています。
2026年には同フェスティバルが創立20周年を迎えました。
つまり、
1970年代の日ソ合作映画出演
↓
その後もロシア文化との交流を継続
↓
文化フェスティバルの運営
↓
2025年のプーシキン・メダル
という長い流れがあります。
2025年にプーシキン・メダルを受章
2025年11月4日、栗原小巻さんはモスクワのクレムリンで、ロシアのプーチン大統領から「プーシキン・メダル」を授与されました。
TBS NEWS DIGの授与式報道によると、このメダルは文化・芸術などの分野で大きな貢献をしたロシア国内外の人物に贈られるものです。
栗原さんについては、
- 日ソ合作映画への出演
- 長年の日露文化交流
- ロシア文化フェスティバルでの活動
などが背景にあります。
授与式ではロシア語で挨拶し、日本とロシアの人々の友情を願う趣旨の言葉を述べています。
受章はウクライナ侵攻が続く中で行われた
一方、受章を文化交流の話だけで切り取ると、当時の国際情勢を見落とします。
2025年11月時点では、ロシアによるウクライナ侵攻が続いていました。
TBSは、外国人文化人などへの勲章授与について、文化面などで国際社会から支持されていることをロシア側が示す狙いもあるとみられると報じています。
そのため、
栗原小巻さん自身の長年の文化交流活動と、ロシア政府側が授与式を行った政治的な文脈は分けて考える必要があります。
栗原さん自身は、授与式で両国民の友情を願う立場を表明しています。
栗原小巻は結婚している?夫や子供は?
「栗原小巻 現在」とあわせて、
- 結婚
- 夫
- 子供
について気になる人も多いようです。
ただし、今回確認した主要なプロフィールや本人に関する信頼性の高い公開情報では、夫や子供について本人が明確に公表している情報は確認できませんでした。
そのため、
「独身である」
「結婚しなかった理由は仕事だった」
などと理由まで断定するのは避けた方がいいでしょう。
結婚や家族について本人が積極的に語ってきた女優ではなく、
公に確認できる情報は女優・舞台人としての活動が中心
と整理するのが適切です。
栗原小巻についてよくある質問
栗原小巻は現在何歳?
1945年3月14日生まれです。
2026年9月1日時点では81歳です。
栗原小巻は現在も女優?
近年も舞台出演が確認されています。
2025年には『アンナ・カレーニナ[新版]』で主演しました。
2026年にはロシア文化フェスティバルの日本組織委員会委員長として公の行事にも出席しています。
栗原小巻は現在も存命?
はい。
2026年5月にも公のイベントへ出席したことが確認されています。
最近テレビには出ている?
2024年9月13日にテレビ朝日系『徹子の部屋』へ出演しています。
同年12月の「2024年下半期傑作選」でも栗原さんの出演回が取り上げられました。
栗原小巻の代表作は?
特に有名なのは、
- 『三姉妹』
- 『忍ぶ川』
- 『モスクワわが愛』
- 『サンダカン八番娼館 望郷』
- 『八甲田山』
- 『男はつらいよ』シリーズ
などです。
映画女優としての演技を1作品から見るなら、毎日映画コンクール女優演技賞を受賞した『忍ぶ川』が分かりやすいでしょう。
「コマキスト」とは何?
栗原小巻さんの熱心なファンを表した呼び名です。
昭和の人気絶頂期には、吉永小百合さんのファン「サユリスト」と並び、栗原さんのファンが「コマキスト」と呼ばれました。
なぜロシアで有名なの?
1974年の日ソ合作映画『モスクワわが愛』でヒロインを演じたことが大きなきっかけです。
その後も日ソ・日露合作作品や文化交流活動に関わり、現在はロシア文化フェスティバルの日本組織委員会委員長を務めています。
まとめ|栗原小巻は81歳の現在も舞台・文化交流で活動
栗原小巻さんの2026年現在について、最後に整理します。
- 1945年3月14日生まれで、2026年9月現在81歳
- 2024年には『徹子の部屋』へ出演
- 2025年には『アンナ・カレーニナ[新版]』で主演
- アンナ役は1974年から長年演じ続けてきた
- 2025年11月にはロシアのプーシキン・メダルを受章
- 2026年5月にもロシア文化フェスティバル20周年記念行事へ出席
- 現在はテレビ・映画よりも舞台や文化交流活動でその姿を確認できる
- 『忍ぶ川』『モスクワわが愛』『サンダカン八番娼館 望郷』『男はつらいよ』など代表作多数
「最近テレビで見かけない」という印象はあっても、栗原小巻さんが表舞台から完全に退いたわけではありません。
80歳を迎える2025年にも主演舞台に立ち、81歳となった2026年にも文化交流行事へ出席しています。
若い頃の人気だけでなく、半世紀以上にわたって同じ作品や国際文化交流に向き合い続けていることこそ、現在の栗原小巻さんを知るうえで重要なポイントといえるでしょう。