「ミサンガを作ってみたいけれど、糸は何cm切ればいい?」
「三つ編みと平結び、初心者はどちらから始めればいい?」
初めて作るときに一番迷いやすいのが、糸の長さと編み方です。
先に結論から整理します。
- 初めての1本なら「三つ編み」が一番簡単
- ブレスレットらしい見た目にしたいなら「平結び」がおすすめ
- 材料は25番刺しゅう糸・ハサミ・定規・テープがあれば始められる
- 手首14〜17cm程度なら、三つ編みは各60cm×3本を初心者向けの目安にできる
- 平結びは芯糸50〜60cm×2本+結び糸90〜100cm×2本を目安にすると作りやすい
- 両端には、手首へ結ぶための8〜10cm程度の余りを残す
初心者は、糸をぎりぎりに切るより少し余らせる方が失敗しにくいです。
必要な糸の量は、編み方・糸の太さ・結ぶ強さによって変わります。
そのためこの記事では「完成サイズの○倍」と一括りにせず、実際に作りやすい長さを編み方別に紹介します。
初心者はどの編み方がおすすめ?まずは3種類を知ろう
ミサンガにはさまざまな編み方があります。
初めてなら、次の順番で挑戦すると分かりやすいです。
| 編み方 | 難易度 | 見た目 | 初心者へのおすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 三つ編み | ★☆☆ | 細くシンプル | ★★★★★ |
| 平結び | ★★☆ | 幅がありブレスレットらしい | ★★★★☆ |
| 斜め編み・V字 | ★★★ | 模様入りで華やか | ★★☆☆☆ |
一番簡単なのは三つ編み
三つ編みは、髪を三つ編みにするときとほぼ同じ動きです。
糸を3本に分け、
外側の糸を中央へ移す
という操作を左右交互に繰り返します。
難しい結び方を覚える必要がないため、
「まず1本完成させたい」という人には三つ編みがおすすめです。
ミサンガらしい見た目なら平結び
平結びは、中央の芯糸に左右の糸を結びつけて模様を作ります。
三つ編みより少し手順は増えますが、完成すると平らな帯状になり、
アクセサリーらしいミサンガ
に仕上がります。
一度結び方を覚えれば、同じ操作の繰り返しです。
斜め編み・V字は2本目以降がおすすめ
よく見るカラフルな斜め模様やV字模様もミサンガの定番です。
ただし、
- 糸の順番
- 結ぶ方向
- 結び目の強さ
をそろえる必要があるため、最初の1本には少し難しく感じることがあります。
三つ編みや平結びで糸の扱いに慣れてから挑戦するとスムーズです。
ミサンガ作りに必要な材料|100均でもそろえられる
初心者なら、特別な道具を買いそろえる必要はありません。
用意するものはこちらです。
- 25番刺しゅう糸
- ハサミ
- 定規またはメジャー
- マスキングテープまたはセロハンテープ
- 厚紙・ダンボール・クリップボードなど固定できるもの
刺しゅう糸は100円ショップや手芸店で購入できます。
刺しゅう糸は「25番」を選べば分かりやすい
一般的な25番刺しゅう糸は、細い糸を6本より合わせた状態になっています。
今回紹介する初心者向けミサンガでは、
6本をばらさず、そのまま1本の糸として使ってOKです。
「1本用意する」と書いてある場合は、
6本の細い糸を束ねた刺しゅう糸1本
という意味です。
ここは初めて刺しゅう糸を触る人が迷いやすいポイントなので覚えておきましょう。
ミサンガの糸は何cm必要?初心者向け早見表
必要な糸の長さは、編み方によって違います。
この記事では、手首周り14〜17cm程度を想定した初心者向けの目安を紹介します。

| 編み方 | 用意する糸 | 目安 |
|---|---|---|
| 三つ編み | 3色 | 各60cm程度 |
| 平結び | 芯糸2本 | 各50〜60cm程度 |
| 結び糸2本 | 各90〜100cm程度 |
※手首サイズ、糸の太さ、結び目の締め具合によって必要量は変わります。
※初めての場合は、表より5〜10cmほど長めに用意しても構いません。
なぜ平結びは結び糸だけ長い?
平結びでは、中央の2本はほぼ真っすぐなまま「芯」として残ります。
一方、左右の結び糸は、
- 芯の上を通す
- 芯の下をくぐる
- 結び目を作る
という動きを何度も繰り返します。
そのため、
芯糸より結び糸の方がかなり多く消費されます。
「4本すべて同じ長さ」にするより、役割ごとに長さを変えた方が無駄が少なくなります。
手首に合うミサンガの長さはどう決める?
糸を切る前に、手首周りを測っておきましょう。
手首サイズの測り方
メジャーがある場合は、手首の一番細い部分へ軽く巻きます。
きつく締め付けず、肌に沿わせる程度で測ってください。
メジャーがない場合は、
- 紐や余った刺しゅう糸を手首へ一周巻く
- 一周した位置を指で押さえる
- 定規に当てて長さを測る
方法でも確認できます。
編み部分は「手首周り+0〜1cm程度」が目安
両端を直接結ぶタイプなら、
編み部分は手首周りと同程度〜約1cm長め
を一つの目安にできます。
例えば手首周りが15cmなら、
- 編み部分:約15〜16cm
- 左端の結びしろ:約8〜10cm
- 右端の結びしろ:約8〜10cm
というイメージです。
「編み部分」と「最後に手首へ結ぶ部分」を分けて考えるのが、長さで失敗しないコツです。
一番簡単!三つ編みミサンガの作り方
まずは初心者向けの三つ編みから作ってみましょう。
今回は、
25番刺しゅう糸を3色・各60cm程度
用意します。
① 好きな色の糸を3本切る
好きな3色を選び、それぞれ約60cmに切ります。
初めてなら、
- 青×白×水色
- ピンク×白×紫
- 赤×黒×白
など、色の違いがはっきり分かる組み合わせがおすすめです。
どの糸を動かしているか見分けやすくなります。
② 端から約10cmの位置で3本をまとめて結ぶ
3本の端をそろえます。
端から8〜10cm程度残した位置で、3本まとめてひと結びします。
この余った部分は、完成後に手首へ結ぶために使います。
③ 結び目をテープで固定する
結び目の少し上を、
- 机
- 厚紙
- ダンボール
- クリップボード
などへテープで固定します。
編んでいる途中に糸が動かないことが重要です。
④ 3本を「左・中央・右」に分ける
糸を、
左|中央|右
の3本に分けます。
ここから、
- 左の糸を中央へ
- 右の糸を中央へ
- 再び左を中央へ
- 再び右を中央へ
と交互に繰り返します。
髪の三つ編みと同じです。
⑤ 同じ力加減で編む
強く引っ張ったり、ゆるくしたりすると太さが uneven になりやすくなります。
軽く引いて形を整える程度の力
でそろえるときれいです。
5cmほど編むごとに、一度全体を見て幅がそろっているか確認しましょう。
⑥ 手首に必要な長さまで編む
手首周りが15cmなら、編み部分は15〜16cm程度を目安にします。
途中で定規を当てながら確認してください。
⑦ 最後を結んで完成
必要な長さまで編んだら、3本まとめて固く結びます。
反対側と同じように、端へ8〜10cm程度の糸を残します。
あとは両端を手首へ結べば完成です。
平結びミサンガの作り方|ブレスレット風に仕上げたい人向け

次は平結びです。
三つ編みに比べると少し手順は増えますが、基本動作を覚えれば同じことの繰り返しです。
今回は、
- 芯糸:50〜60cm×2本
- 結び糸:90〜100cm×2本
を用意します。
① 4本の端をそろえる
4本を折り曲げるのではなく、
端を同じ位置にそろえます。
端から約10cmの位置で4本まとめてひと結びしてください。
② 4本を「結び糸・芯糸・芯糸・結び糸」に並べる
左から、
左の結び糸|芯糸|芯糸|右の結び糸
の順に並べます。
真ん中の2本は基本的に動かしません。
左右の糸を動かして結んでいきます。
③ 左の糸で「4」の形を作る
左端の結び糸を、中央の芯糸2本の上へ重ねます。
このとき、
数字の「4」
のような形になるようにしてください。
④ 右の糸を上から重ね、芯糸の下へ通す
右側の結び糸を、
- 左糸の端の上へ重ねる
- 中央の芯糸2本の下へ通す
- 左側にできている「4」の輪から上へ出す
ように動かします。
⑤ 左右の糸を引いて締める
左右の結び糸をゆっくり引きます。
中央の芯糸に沿って結び目が上へ移動するので、形を整えながら締めてください。
これで平結びの前半です。
⑥ 今度は左右を逆にする
次は右側の糸で、反対向きの「4」を作ります。
先ほどと左右を反対にして、
- 右糸を芯糸の上へ
- 左糸を重ねる
- 芯糸の下を通す
- 右側の輪から出す
- 左右へ引いて締める
と進めます。
「左から1回+右から1回」で、平結び1セットです。
⑦ 左右交互に繰り返す
あとは、
左 → 右 → 左 → 右
と交互に繰り返します。
左右を交互にすると、結び目がねじれにくく、平らな形になります。
⑧ 必要な長さになったら4本まとめて結ぶ
手首に必要な長さまで結べたら、4本をまとめて固結びします。
最後も8〜10cm程度残しておけば、手首へ結べます。
三つ編みと平結びはどちらがおすすめ?
迷っている人向けに違いをまとめます。
| 比較 | 三つ編み | 平結び |
|---|---|---|
| 難しさ | 簡単 | 少し練習が必要 |
| 必要な糸 | 3本 | 4本 |
| 仕上がり | 細め | 平たく幅がある |
| 作業時間 | 短め | やや長め |
| 初心者 | ◎ | ○ |
迷ったら、1本目は三つ編み、2本目は平結びがおすすめです。
最初から難しい模様を作るより、
「最後まで完成できた」経験を1回作る
方が、その後の斜め編みやV字にも進みやすくなります。
ミサンガがうまく作れないときの5つの原因
「見本のようにきれいにならない」という場合は、次のポイントを確認してください。
1. 糸が短すぎる
編み始めてから糸が足りなくなると、修正が難しくなります。
初心者は、必要量より5〜10cm程度長めに切っておくと安心です。
余った糸は最後に切れますが、短く切った糸は元に戻せません。
2. 結ぶ力が毎回違う
強く締めたり弱く締めたりすると、
- 幅が変わる
- 形が曲がる
- 平結びがデコボコする
原因になります。
毎回同じ程度の力で引くことを意識してください。
3. 糸の固定が弱い
編んでいる最中に結び目が動くと、非常に作りにくくなります。
テープだけで動く場合は、
クリップボードや洗濯ばさみ
を使って固定する方法もあります。
4. 平結びで左右交互になっていない
平結びは、
左から結ぶ → 右から結ぶ
を1セットとして繰り返します。
同じ方向ばかりから結ぶと、平らにならず、ねじれた形になります。
ねじれ自体を楽しむ「ねじり結び」もありますが、平結びを作りたい場合は左右交互にしてください。
5. 完成サイズだけを見て糸を短く切っている
「手首15cmだから、糸も20cmくらいあれば十分」
とはなりません。
編み物・結び物は、結び目を作るたびに糸を消費します。
特に平結びの左右の糸は多く消費するため、
完成サイズよりかなり長く準備する必要があります。
初心者でもかわいく見える色合わせアイデア
複雑な模様を使わなくても、色の組み合わせだけで印象は大きく変わります。
2〜3色に絞ると失敗しにくい
初めてなら、色数を増やしすぎない方がおすすめです。
例えば、
- 爽やか:青×水色×白
- かわいい:ピンク×白×ラベンダー
- 大人っぽい:黒×グレー×白
- 元気:黄色×オレンジ×白
- ナチュラル:ベージュ×ブラウン×白
などがあります。
推しカラーで作るのも簡単
推し活用なら、
メンバーカラー+白または黒
の2色でも十分かわいく仕上がります。
例えば推しカラーが紫なら、
紫×白
や、
紫×白×ゴールド系
などにするとまとまりやすくなります。
友だちとは差し色だけ変える
おそろいで作るなら、全部同じにする必要はありません。
例えば、
- A:白×ピンク×紫
- B:白×水色×紫
のように、共通色を残して1色だけ変えると、おそろい感と個性を両立できます。
ミサンガの作り方でよくある質問
刺しゅう糸は何本取りで使う?
この記事の三つ編み・平結びでは、一般的な25番刺しゅう糸を6本に分けず、そのまま使用します。
細い糸1本ずつへ分解する必要はありません。
ミサンガの糸は何cm切ればいい?
この記事で紹介した初心者向けレシピなら、手首周り14〜17cm程度を目安に、
- 三つ編み:各60cm程度×3本
- 平結びの芯糸:各50〜60cm程度×2本
- 平結びの結び糸:各90〜100cm程度×2本
から始めると分かりやすいです。
ただし、糸の太さ・締め具合・完成サイズによって必要量は変わるため、最初は少し長めがおすすめです。
子どもでもミサンガは作れる?
三つ編みなら比較的簡単です。
三つ編みができる年齢なら、糸を固定して大人が最初だけサポートすることで作りやすくなります。
ハサミを使う場合は、年齢に応じて大人が付き添ってください。
途中で糸が足りなくなったらどうする?
初心者の場合、無理に継ぎ足すより、
早い段階ならほどいて長い糸でやり直す
方がきれいに仕上がります。
かなり編み進めている場合は、
- 短い飾りとして完成させる
- バッグチャームにする
- 練習作品として残す
方法もあります。
なお、手首用より足首用の方が一般的に長さが必要なので、短くなったものを足首用にする方法は向きません。
ミサンガはお風呂で濡れても大丈夫?
綿製の刺しゅう糸だけで作ったシンプルなミサンガなら、水に濡れたからといってすぐ壊れるわけではありません。
ただし、濡れた状態が続くと、
- 乾きにくい
- 色移りする
- ニオイが発生する
可能性があります。
濡れた後はタオルで軽く水分を取り、しっかり乾かしてください。
金属パーツやビーズを付けている場合は、それぞれの素材が水に対応しているかも確認しましょう。
ほどけにくくするにはどうしたらいい?
最後の結び目をしっかり締めることが基本です。
手首へ結ぶ場合は、両端を一度だけではなく、ほどけにくいよう二重に結ぶと安定します。
ただし、きつく締めすぎて手首から外せなくならないよう注意してください。
慣れたら斜め編み・V字ミサンガにも挑戦
三つ編みや平結びが作れたら、次は模様入りのミサンガにも挑戦できます。
代表的なのは、
- 斜め編み
- V字模様
- ストライプ
- ハート模様
- 文字入り
などです。
模様入りでは糸の本数が増え、必要な糸の長さも変わります。
そのため、
「どのミサンガも完成サイズの○倍」ではなく、作りたい模様ごとのレシピで糸量を確認する
ことが重要です。
まとめ|初心者は三つ編みから作れば失敗しにくい
初心者向けのミサンガ作りについて、最後にポイントを整理します。
- 1本目は三つ編みが最も簡単
- ミサンガらしい平たい形なら平結びがおすすめ
- 材料は25番刺しゅう糸・ハサミ・定規・テープなどでOK
- 25番刺しゅう糸は、今回の作り方なら6本を分けずにそのまま使える
- 三つ編みは各60cm程度×3本が初心者向けの一つの目安
- 平結びは芯糸50〜60cm×2本、結び糸90〜100cm×2本を目安にする
- 両端には8〜10cm程度の結びしろを残す
- 必要な糸量は編み方によって違うため、「仕上がりの○倍」と一律に考えない
- きれいに作るコツは、糸をしっかり固定して同じ力加減で編むこと
初めてなら、まず好きな3色の刺しゅう糸を各60cmほど切って、三つ編みを1本完成させてみてください。
一度完成まで経験すると、
「どのくらい糸が減るのか」
「どのくらいの力で編めばいいのか」
が感覚的に分かるようになります。
そこから平結び、斜め編み、V字模様へ進めば、難しいデザインにも挑戦しやすくなるでしょう。
参考情報
※必要な糸量は、手首サイズ・刺しゅう糸の太さ・結び方・締め具合によって変わります。本記事の長さは、初心者が作り始めやすい目安として少し余裕を持たせています。