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りっしんべんの意味と正しい書き順!小学生の子供への教え方を解説

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お子さんの漢字ドリルを見ていると、「お母さん、この『情』の左側にあるチョンチョンって何?」と聞かれることはありませんか?実は「りっしんべんの意味」についての質問は、書道教室でも親御さんから一番よく受ける質問です。忙しい夕飯時に子供から質問されても、パッと答えられなくて焦ってしまいますよね。「りっしんべん」は、正しい書き順とちょっとしたコツさえ知っていれば、親子で漢字を楽しむ最高のチャンスになります。家庭で子供に楽しく教えられる「りっしんべん」の知識を、一緒に確認していきましょう。


👤 著者プロフィール
橘 花音(たちばな かのん)
硬筆・毛筆師範資格保持者。元小学校教諭であり、現在は子供向けの書道教室を主宰。過去10年間で500人以上の小学生に硬筆指導を行い、漢字ドリルを使った親子向けワークショップも多数開催。「親が家庭で無理なく、楽しく教えられる漢字のコツ」を分かりやすく発信中。


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子供の「これ何?」に答える!りっしんべんは「心」が立ち上がった形

「心」という漢字が、左側に寄りかかってスリムな「忄」に変身する親しみやすいイラスト図解

子供から「りっしんべんって何のためにあるの?」と聞かれたら、まずは「りっしんべんは『心』という漢字が変身した姿なんだよ」と教えてあげてください。

漢字の部首である「りっしんべん」と漢字の「心」は、もともと同じ意味を持つ深い関係にあります。「心」という漢字が他のパーツと組み合わさって四角いマス目の左側(偏・へん)に配置される際、横のスペースを詰めて細長く収まるために、スリムに立ち上がった形(忄)に変形しました。 だからこそ、「立つ心」と書いて「立心偏(りっしんべん)」と呼びます。

文字が変身したというストーリーを伝えると、子供は漢字を記号として丸暗記するのではなく、視覚的な楽しさを持って納得してくれます。

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【親も間違えやすい】りっしんべんの正しい書き順(筆順)

①左の点、②右の点、③縦棒 の順序を、番号と矢印付きで大きく示したイラスト図解

りっしんべんの正しい書き順は、「左の点(1画目)→ 右の点(2画目)→ 真ん中の縦棒(3画目)」です。

大人でも無意識に真ん中の縦棒から書き始めてしまうケースが非常に多いですが、それは間違いです。りっしんべんの書き順において、真ん中の縦棒は最後の3画目であり、左右の点から先に書くのが正しい筆順となります。真ん中の縦棒を1画目と誤認しやすいため、親が正しい筆順でお手本を示してあげることが、子供の綺麗な文字作りへの第一歩となります。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: お子さんに書き順を教えるときは、「チョン、チョン、スー!」と言葉に出しながら、リズムに乗せて手本を書いて見せてあげてください。

なぜなら、このリズム指導法は書道教室でも最も効果が高く、子供の記憶に残りやすいからです。大人はついつい真ん中の縦棒から書きがちですが、親が「左右の点から書くんだよ」と正しいリズムを示すことで、子供の筆順ミスを自然に防ぐことができます。この知見が、あなたの家庭学習サポートの助けになれば幸いです。

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お手本を見せよう!バランスよく綺麗に書く3つのコツ

子供に「りっしんべんの綺麗な書き方」を見せてあげるために、難しい専門用語を使わずに意識できる3つのコツを紹介します。この3つのポイントを抑えるだけで、誰でもバランスの良い美しいりっしんべんが書けるようになります。

  1. 左の点は「少し下向き」に打つ
    1画目の左側の点は、やや寝かせるようにして、下を向く形で短く打ちます。
  2. 右の点は「少し高い位置」から打つ
    2画目の右側の点は、1画目の左の点よりも、気持ち高めの位置から、1画目に向かって優しく添えるように打ちます。
  3. 真ん中の縦棒は「一番長く、まっすぐ下に」引く
    3画目の縦棒は、全体の軸になります。2つの点の間を通りながら、一番長くなるようにまっすぐ下へ引き抜きます。

りっしんべんを綺麗に書く3つのコツを意識して親がノートにお手本を書いてあげると、子供も真似をして上手に書けるようになり、文字を書く楽しさを実感してくれます。

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クイズで学ぼう!「りっしんべん」が付く小学生の漢字一覧

「りっしんべん」の成り立ちと書き順をマスターしたら、最後はお子さんと一緒に漢字クイズに挑戦してみましょう。

りっしんべんと「感情や心の動きを表す漢字」には、意味の共通性が存在します。りっしんべんが付く漢字は、すべて人間の目に見えない「心の状態」や「感情」を表しているという共通のルールがあります。 このルールを知っていると、初めて出会う漢字でも「心に関係する言葉なんだな」とお子さん自身で推測できるようになります。

以下の対応表を参考に、「この漢字にはどんな心が隠れているかな?」とお子さんにクイズを出してみてください。

漢字習う学年漢字が持つ「心」の意味や状態子供への教え方アドバイス
小学5年生心が「きもちいい」「すっきりしている」状態「快適(かいてき)」や「快晴(かいせい)」の快だね、と声をかける。
小学5年生心の中にある「おもいやり」や「きもち」「感情(かんじょう)」や「同情(どうじょう)」など、人の心そのものだね、と伝える。
小学5年生生まれつき持っている「こころの性質」「性格(せいかく)」の性。その人が持つ心の形のことだよ、と言葉を補う。
小学5年生心や体がその状態に「なれる」こと「習慣(しゅうかん)」の慣。心がいつもの状態に落ち着くことだよ、と説明する。
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まとめ

子供に「りっしんべん」について聞かれたら、伝えるべき大切なポイントは以下の2つです。

  • 意味の由来: りっしんべんは「心」が立ち上がった形で、心の動きを表す漢字に付く。
  • 正しい書き順: 「左の点 → 右の点 → 真ん中の縦棒」の順番で書く。

漢字の由来や正しい筆順を知ることは、子供にとって漢字ドリルをただこなす作業から、楽しい発見の時間へと変えるきっかけになります。今日のお子さんの漢字の宿題では、ぜひノートの横に並んで、「左の点から、チョン、チョン、スーだよ!」と笑顔で声をかけてあげてくださいね。


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