*本ページはプロモーションが含まれています

「すいません」と「すみません」どっちが正解?ビジネスメールですぐ使える言い換え一覧

スポンサードリンク

今、取引先や上司へのメールに「先日はすいませんでした」と打ちかけて、ふと手が止まったあなた。大丈夫、送信ボタンを押す前に気づけて素晴らしいです!

スポンサードリンク

結論から言うと、ビジネスメールにおいて「すいません」も「すみません」も両方NGです。

「えっ、すみませんもダメなの?」と焦ったかもしれませんが、ご安心ください。語源や詳しい理由は後回しにして、まずはあなたが今すぐコピペして使える、ビジネスメールにおける「正しい言い換えフレーズ」をシーン別にお渡しします。

【この記事を書いた人】
鈴木 理恵(大手企業向け 新入社員研修・ビジネスマナー専任講師)
過去10年間で5,000人以上の新入社員にマナー研修を実施。現場ですぐに使える実践的な指導に定評がある。「失敗を防ぎ、現場で評価されるように導く」ことをモットーとし、若手ビジネスパーソンの悩みに寄り添ったコミュニケーションスキルを伝授している。

【結論】ビジネスメールでは「どちらもNG」!今すぐ使える言い換え一覧

今まさに作成中のメールを早く送信したいというあなたのために、ビジネスシーンで最も頻出する「謝罪」「依頼」「感謝」の3つの場面における最適な言い換え表現をご紹介します。

ビジネスメールにおいては、敬意の度合いが低い「すいません」や「すみません」を使用することはマナー違反となります。状況に合わせて、以下の表にある「OK例」のフレーズに即座に言い換えてください。

シーン別・「すいません」の正しい言い換え早見表
シーンNG例(絶対に使わない)OK例(今すぐコピペして使う)
【謝罪】
ミスを詫びる時
先日はすいませんでした。先日は申し訳ございませんでした
(より深く詫びる場合:深くお詫び申し上げます)
【依頼】
クッション言葉として
すいませんが、ご確認ください。恐れ入りますが、ご確認をお願いいたします。
(または:お手数をおかけいたしますが)
【感謝】
お礼を伝える時
わざわざ来ていただいて、すいませんわざわざお越しいただき、ありがとうございます

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: メール作成時は、自分が「謝りたいのか」「お願いしたいのか」「感謝したいのか」をまず切り分けて、上記の表に当てはめてください。

なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、新入社員の多くが「とりあえず『すみません』と書いておけばへりくだっているから大丈夫だろう」と勘違いし、逆に「学生気分が抜けていない」とマイナス評価を受けてしまうケースを研修で数え切れないほど見てきたからです。まずはこの3パターンの言い換えを覚えるだけで、あなたのメールの印象は劇的にプロフェッショナルなものに変わります。

スポンサードリンク

なぜ「すいません・すみません」はメールで使ってはいけないのか?

無事にメールは送信できそうでしょうか?少し落ち着いたところで、なぜ「すいません」や「すみません」がビジネスメールでNGなのか、その理由を解説します。この背景を知っておくことで、今後の実務で敬語に迷うことが減るはずです。

まず、本来の正しい言葉は「すみません」です。「すみません」は、動詞「済む」の否定形「済みません」が語源であり、「(申し訳なくて)自分の気持ちが収まりません」という意味を持っています。

一方で「すいません」は、「すみません」の「み」の音が発音しづらいため、言いやすく崩れた単なる「話し言葉(俗語)」に過ぎません。したがって、公的な文書やビジネスメールで「すいません」と表記するのは、論外のマナー違反となります。

「なるほど、じゃあ本来の言葉である『すみません』ならメールに書いてもいいですよね?」と思うかもしれません。ここが新入社員が最も陥りやすい落とし穴です。

実は、「すみません」もビジネスメールでは不適切です。なぜなら、「すみません」は丁寧語ではあるものの、上司や取引先などの目上の方に対して用いるには、敬意の度合いが不足しているからです。ビジネスメールは書き言葉のフォーマルな場であるため、「すみません」ではなく、より敬意の高い「申し訳ございません」や「恐れ入りますが」に変換する必要があるのです。

スポンサードリンク

状況別!ワンランク上の「脱・すいません」実践テクニック

「申し訳ございません」などの正しいフレーズがわかったところで、実際のビジネスメールでどのように使うのか、実践的なテンプレートをご紹介します。そのままコピーして、必要箇所をアレンジして使ってみてください。

1. 「謝罪」のメール文面例
謝罪シーンにおける、ビジネスで最も適切な言い換え表現は「申し訳ございません」です。

件名:【お詫び】〇〇の納品遅れについて

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の[氏名]です。

この度は、〇〇の納品が遅れてしまい、誠に申し訳ございません。
多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

2. 「依頼(クッション言葉)」のメール文面例
相手に手間をかける際の配慮を示すクッション言葉としては、「恐れ入りますが」や「お手数をおかけいたしますが」が最適です。

件名:〇〇に関するご確認のお願い

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の[氏名]です。

先日お送りした〇〇の資料について、恐れ入りますが、〇月〇日までにご確認いただけますでしょうか。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

すいません・すみませんの正しい言い換えがわかるフローチャート。謝罪は申し訳ございません、依頼は恐れ入りますが、感謝はありがとうございますに言い換える。

スポンサードリンク

ビジネスマナー講師が答える!「すいません」に関するよくある質問

最後に、研修現場で若手ビジネスパーソンからよく受ける、「すいません」に関するリアルな疑問にお答えします。

Q. 社内の親しい先輩とのチャットでも「申し訳ございません」と言うべきですか?
A. 関係性やツールによっては「すみません」でも許容されます。
社内のチャットツール(SlackやTeamsなど)で、日常的にフランクなやり取りをしている先輩であれば、「すみません」でも問題ないケースが多いです。ただし、「すいません」は話し言葉のため、文字にするのは避けましょう。また、重大なミスをした時は、ツールに関わらず「申し訳ございません」としっかり謝罪することが大切です。

Q. 面接でうっかり「すいません」と言ってしまいました。落ちますか?
A. それだけで即不採用になることはありませんが、言い直しが肝心です。
面接などの緊張する場面で、普段の口癖が出てしまうことは誰にでもあります。言ってしまった直後に「失礼いたしました、申し訳ございません」と言い直すことができれば、むしろ「自分の間違いに気づき、すぐに修正できる素直な人材」としてポジティブに評価されることもあります。

スポンサードリンク

言葉遣いを変えるだけで、あなたの評価は上がる

今回は、ビジネスメールにおける「すいません」と「すみません」の正しい扱い方について解説しました。

  • ビジネスメールでは「すいません」も「すみません」も両方NG
  • 謝罪のシーンでは「申し訳ございません」を使う。
  • 依頼のシーンではクッション言葉として「恐れ入りますが」を使う。
  • 感謝のシーンでは素直に「ありがとうございます」を使う。

最初は敬語の変換に戸惑うかもしれませんが、迷ったら上記の3つに変換するクセをつけてみてください。言葉遣いを少し変えるだけで、「しっかりした新人だ」と社会人としての評価は劇的に上がります。

次またメール作成で迷った時のために、ぜひこの記事をブックマークしておいてください。自信を持って送信ボタンを押して、今日も一日頑張りましょう!

【参考文献・参考サイト】
本記事の執筆にあたり、以下の資料を参考・参照しています。